アレルギー対応レシピが盛り沢山!岡夫婦Youtubeチャンネルこちらから
チャンネル登録お願いします!

岡夫婦のFacebookページこちらから

written by ママ

 

NHKスペシャルの今最高に熱い番組、「人体 神秘の巨大ネットワーク」。

岡パパが先週紹介しました、腸やアレルギーが話題となる番組が昨日日曜日に放送されました。

そのまとめをご紹介しますね。

 

NHKスペシャル 人体 神秘の巨大ネットワーク
~第四集 万病撃退!腸が免疫の鍵だった~

 

 

 

●腸内細菌と免疫細胞を従えた<第二の脳>●

・腸は私たち体内すべての免疫を司り、脳に次いで神経細胞の多い第二の脳と言われている臓器である。
大きさは、成人で8.5m、広げてみると32㎡(たたみ20畳分)にもなる。

・腸は入ってくる食品を含め、もっとも外敵にさらされやすい臓器であり、体の7割の免疫細胞が腸に集中し、
腸内細菌(腸内フローラ)100兆個と免疫細胞2兆個をしたがえている。

 

●免疫細胞の訓練施設●

・外敵侵入を防止する他、免疫細胞を訓練する機能も腸は持っている。
腸内にはいってきたり、取り込んだりした細菌を捕まえて外敵か、味方かを免疫細胞が学習していく。
腸内で訓練を終えた免疫細胞は血液を通って全身へ送り込まれ、あらゆる細菌と戦う戦士となる。

 

●免疫の暴走とアレルギー、難病との関係●

・しかし近年、免疫の暴走が急増し、仲間の免疫細胞を興奮させ、敵ではないものまで攻撃させる症例が現れる。
その際、体の細胞にまでダメージを与え、様々なアレルギー症状等を引き起こすこととなる。

・重症なアレルギーや多発性硬化症(脳の細胞を免疫細胞が敵と感知して攻撃する)の事例より、
便によって腸に異変が起き、いくつかの腸内細菌が少ないことがわかってきた。

 

●免疫細胞の暴走を止めるクロストリジウム菌とTレグ細胞●

・腸は、およそ1000種類の有益な腸内細菌を自分で選んで住まわせており、
代表的なものは、ビフィズス菌やバクテロイデス菌(脂肪の吸収をおさえて肥満を防ぐ)、
クロストリジウム菌といったものが存在する。

・クロストリジウム菌
同じクロストリジウム菌でも100種類ほどが存在し、病気の原因になる菌もいれば、免疫を制御する役割を持つ菌もいる。
クロストリジウム菌の中の特定の種類の菌が少ないと、多発性硬化症や重症なアレルギーを起こす可能性があると言われている。

・免疫細胞の中には、外敵を攻撃するのではなく、暴走している免疫細胞をみつけると、
興奮している免疫細胞の暴走を鎮めるTレグが存在する。
クロストリジウム菌が発するメッセージを受け取ると、免疫の暴走を止めるTレグが生み出される。
血液を通って全身へ送り込まれ、暴走している免疫細胞を見つけると鎮めてくれる。

・攻撃役の免疫細胞と抑制役(Tレグ)の免疫細胞のバランスによって、体の免疫は保たれている。

 

●腸内細菌と食物繊維●

・食物繊維を食べることで、クロストリジウム菌はTレグをたくさん生み出すことがわかってきた。

・日本の食生活に根付いている、海藻、きのこ、根菜類などを長く食べてきた歴史が日本人にはあり、
食物繊維を好む腸内細菌が日本人の腸内には多く住み着いている。

・現代は免疫の暴走による病気が急増しており、急速な食生活の変化が関係しているのではないかと考えられている。
アレルギーは皮膚、呼吸器だけではなく、腸も大きくかかわる病気であることがわかってきた。

 

●まとめ●

免疫細胞と腸内細菌のバランスは生まれつき備わっているわけではない。

母乳の成分をエサにして、最初に急速に増えるのがビフィズス菌であり、
それを皮切りに大切な腸内細菌を選んで腸に住まわせていく。

腸は、私たちが生きる上で【腸】大切な臓器です(笑)

 

以上!

 

<感想>

自分で考えて生きている臓器、まさに脳、ですよね。
すごいな腸って。

娘もそうですが、私自身もアレルギー持ちなので、免疫が暴走しているんだなと(笑)
Tレグ細胞は最近よく聞くので多少知ってはいましたが、NHKのすごいCGを見ると、
体の内部でどれだけ腸内フローラやTレグ細胞が頑張ってくれているのか、よくわかります。

見ていない方は、再放送、ぜひ見てください!
私の拙い文章ではお伝えできないすごい映像が見られます!
いつかはわからないけど…。

自分の体、大変だったんだな。
自覚症状ゼロですけどね。
頑張ってくれているフローラと免疫細胞たちのために、お野菜をもっと食べるようにしようと思います。

近い将来、アレルギーをはじめ、難病のいくつかの治療が一気に進む可能性があることが、
番組最後で紹介されていました。
腸の研究は今世紀もっともホットなテーマの一つとして脚光を浴びており、
毎週1本は重要な論文が出てくるほどのスピードだそうです。

腸内細菌の1つ1つにどんな役割があるのか、自分たちの腸はどの腸内細菌を選んで住まわせているのか、
知ーりーたーいー!!考えただけでワクワクしますね。
自分がもう少し若かったら、研究者を志望したいくらいです(爆)

これからも、【腸】期待しています。

私たち夫婦も、食物アレルギーをテーマに活動しているので、もっと腸や食物繊維にも今後注目していきますね!

 

アレルギー対応レシピが盛り沢山!
岡夫婦Youtubeチャンネルこちらから
チャンネル登録お願いします!