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written by 岡パパ

 

今や国民の2人に1人は、何らかのアレルギー疾患に
かかっているといわれています。

食物アレルギーを持つ方も年々増加傾向にあり、
その症状の重さや多様性などから、
予防・治療などへの研究が日進月歩で進んでいます。

しかし、今まで食物アレルギーとは無縁だった方が、
お子様のご誕生やご自身の急なアレルギー症状発症など
突然当事者になったとき、
「これからどうしたらいいんだろう!?」
「誰に相談したら良いのか?」
と不安感、孤独感に悩まされるかもしれません。

 

◆インターネット情報は石玉混合

こんな時、現代の方は、情報を得るのに
インターネットを使うことが多いかと思います。

インターネット上では、様々な情報が飛び交っています。
中には科学的根拠の無い情報もあり、石玉混合の状態です。

誤った情報や自己判断によって生活を過ごすことで、
取り返しの付かないことになる可能性もあります。

「食物アレルギーって何?」
「どんなところで診察すればいいの?」
「どんな治療法があるの?」
「食生活はどうすればいいの?」
「幼保育園や学校はどうすればいいの?」

こういった情報は、国や国が認めた医療機関が発行したものを
得るように心がけましょう。

 

◆中心拠点病院が発行した資料が一般公開

2015年12月に施行された『アレルギー疾患対策基本法』
アレルギー疾患対策の基本指針では、
アレルギー疾患の重症化を予防するために
各病院の役割を示し、連携をしていくことで
適切な治療と管理が行われる体制を目指す項目があげられています。

厚労省がアレルギー医療体制で素案をまとめた内容に関する記事はこちらから

 

国レベルで科学的知見の情報提供や専門的な医療従事者の育成に関わる
『中心拠点病院』となっている『国立病院機構相模原病院』
臨床研究センター「アレルギー性疾患研究部」が
『食物アレルギー研究会』というサイトにて
有益な様々な情報を一般公開しています

食物アレルギー研究会のサイトはこちらから

・食物アレルギーの診察の手引き2017


(画像は「食物アレルギー研究会」サイトより)

・食物アレルギーの栄養食事指導の手引き2017


(画像は「食物アレルギー研究会」サイトより)

これらの資料内容は、ちょっと専門的な言葉が多く、
読み解いて理解するのに少し時間がかかるかもしれませんが、
現状信頼性のある医療知見に基づいて作成されている資料になります。

文部科学省が発行している「学校給食における食物アレルギー対応について」
リンクが貼られております。

また、「食物アレルギーの確定診断(原因アレルゲンの特定)」
「安全摂取可能量の決定および耐性獲得の診断」といった目的で行われる
『経口免疫負荷試験』を実施することのできる病院情報についても
都道府県別で調べることができます。

 

食物アレルギーに関する研究は日進月歩で進んでいます。
数年前には「正しい治療法」として考えられていたものが、
最新の研究では180度逆の方針になるといったこともあります。

できるだけ、最新の医療知見に基づいた信頼性のある情報を得るように心がけ、
日常生活でアレルギー症状発症といった危険を防ぐことができるようにしましょう。