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written by 岡パパ
食物アレルギーに関して、TV番組や雑誌などの様々なメディアで
取上げてくださる機会が増えてきたことで、
昔に比べて「食物アレルギー」という言葉の認知度は
上がってきたように思います。
しかし、まだまだ食物アレルギーに対する理解度は
そこまで高いとは言えない状況のように感じます。
食物アレルギーをお持ちのお子様は幼保育園や学校などの給食にて、
(アレルゲンの)代替給食や除去給食、お弁当持ち込みなどの
対応をします。
まだ食物アレルギーについて、よくご理解されていない
周りのお子様や保護者の方にとっては
「なんであの子だけ違うの?」
「あの子だけズルい!」
「アレルギーって何?なんだか怖い」
「アレルギーってうつるの?」
なんて思ってしまうかもしれません。
このようなお互いの理解の差により、誤解が生じてしまい
一方が悲しい想いをしてしまうこともあります。
こんな状況を改善するための活動として、
プロ紙芝居師の方が、食物アレルギーを知るための絵本
「いっしょのちがうもの」をご出版されました。
(画像は「さるびあ亭かーこ」さんのHPより)
◆『理解の架け橋』となる絵本
プロ紙芝居師の「さるびあ亭かーこ」さんは、
ある小学校の親子をモデルにし、
「食物アレルギーを知ること」をテーマに
この絵本を作られました。
「食べないイジメを無くしたい」
「悲しい本にはしたくなかった」
こういった思いを込めて作られた絵本の物語は
”アレルギーのない子”と”頑張るアレルギーの子”の『理解の架け橋』となるものです。
3月18日には、この絵本の出版を記念したトークショーと朗読会が行われました。
(画像は記事参照元より)
絵本は、特定原材料不使用のレシピも載っているという、
毎食のお食事作りに悩みをお持ちのママ・パパにも嬉しい特典付!
絵本は、久美堂本店などでお取り扱いがあるとのことです。
絵本のお問合せについては、「かーこの紙芝居事務局」さんで
受け付けてくださるようです。
かーこの紙芝居事務局 電話番号:042・722・2811
成人の方でもきちんと理解されていらっしゃる方が少ない中で、
お子様が納得するように説明するのは難しいでしょう。
しかし、絵本というお子様に受け入れやすいもので物語に沿って説明することで、
自然と食物アレルギーに関して受け入れてくださるようになれば
とても素晴らしいことです。
こういった取組が広まっていき、
食物アレルギーの理解の差が埋まっていくことを願っています。
記事参照元:タウンニュースはこちらから