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written by 岡パパ

 

食物アレルギーをお持ちの方は、
アレルゲンとなる食材を食べると、様々なアレルギー症状を発症する為、
基本的には日常生活でアレルゲンを除去する食生活を送っていらっしゃいます。

そんな食物アレルギーに悩む方が増えている一方で、
その予防法や診断法、治療法が日進月歩で進められています。

幸いにも、長い期間の治療を経て、食物アレルギーの症状が
改善したという方もいらっしゃいます。


(画像はイメージ)

食物アレルギー患者の会が開催した講演会にて、
食物アレルギー症状が改善した方々がご自身の体験談を
お話されました。

お話された方々は、最初は微量なアレルゲンでも
アレルギー症状を発症するような状態でした。

食物アレルギーの治療は、専門医の厳重な管理下で行われますが、
その時の体調などにより、経過が悪化することもあるようです。

経過が悪化すれば、治療を受けている本人は
アレルギー症状に苦しむことになります。
専門医が近くにいてくれているとはいえ、この怖さ、辛さは
言葉にできないものがあるでしょう。

では、どのようにして食物アレルギーの治療に向き合ってきたのでしょうか?

 

<目次 Contents>

◆目標はロコモコを食べること!

体験談をお話された方のお1人:田野さんは、
このような辛い治療を乗り越えるために
「将来、何を食べられるようになりたいか」という
「目標」を立てました。

田野さんの目標は、ハワイに行って本場のロコモコを食べること!


(画像はイメージ)

ロコモコとは、ご飯の上にハンバーグと目玉焼きを乗せた
ハワイの料理です。
日本でもお馴染みになってきました。

 

田野さんには、生後まもなく粉ミルクを飲んでショック症状を起こしたほか、
卵や小麦、甲殻類など多くの食品にアレルギーがありました。

半熟の目玉焼きジューシーなハンバーグが乗ったロコモコ
とっても美味しそうですが、卵も小麦も使われているため、
食べることができません。

その「(食べることができないけど)食べたいもの」を目標に設定することで、
食物アレルギー治療のモチベーションに繋げられたのです。

 

お医者さん、そしてご家族の協力の下、治療を続けた田野さんは、
卵などを食べることができるようになり、
実際にハワイに行ってロコモコを食べることができました。

 

◆食べることを目標にした体験談に希望を感じる

過去、食物アレルギーへの対応方針は、
アレルゲンとなる食材を『食べないこと』でした。

今まで、「食べないこと」の体験談を多く聞いてきた
食物アレルギーを持つ方々やそのご家族は暗い気持ちになったと言います。

しかし、このような「食べることを目標とした体験談」を聞いたことによって
実際に食物アレルギーの治療を受けている方々やそのご家族は
大変勇気付けられたとのことでした。


(画像はイメージ)

なかなか周りの方々に共感や理解を得ることができないことで、
孤独感や不安感でいっぱいになってしまうこともあるかと思います。

でも、食物アレルギーを持っていても、
毎日を楽しく生活していらっしゃる方はもちろんいます。

そして、上述したような田野さんの様に、前向きに治療を受けて
目標を達成される方もいらっしゃいます。

 

お住まいの地域で、このような体験談を聞くことのできる機会があれば、
足を運んでみてはいかがでしょうか?

もしかしたら、今送っている生活が、もっと楽しくなるような
ヒントがあるかもしれません。

 

田野さんを始め、講演会でお話された方々、
そしてお話を聞いた方々を取材した記事はこちらから

※本記事掲載元に書かれている治療法は、専門医の指導の下、
厳重な管理下で行われるものです。
個人の判断で行うようなことは絶対にやめてください。