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written by 岡パパ

 

卵や小麦、乳といった食材に食物アレルギーがあると、
日常的にはアレルゲンとなる食材を口にすることができないので、
代替食材を使用します。

例えば、乳の代わりに豆乳やライスミルク
小麦の代わりに米粉やソルガム粉

卵の代わりといえば、
料理に粘性を持たせるのであれば山芋や片栗粉といった食材を使い、
色味はカボチャを使うなど工夫します。

しかし「卵本来の味や食感、(調理上の)性質を単体で再現する」のは、
とても難しく、岡パパが知る限りでは上記を再現できる食材、商品は
見つかることが出来ませんでした。

 

アメリカの企業:JUSTが、植物性100%の材料で
卵本来の風味や食感を再現することのできる商品
『ジャストエッグ』を開発しました。


(画像は情報掲載元より)

この『ジャストエッグ』はボトルに入っており、
フライパンなどで焼くことでスクランブルエッグから
オムレツまで本当の卵のように調理することができるようです。


(画像は情報掲載元より)

食べた方に「これは卵ではないんです」と伝えると
驚きの表情を浮かべているところから、
食感や味は卵とほとんど変わらないようです。

 

『ジャストエッグ』を紹介するYoutube動画。

 

この『ジャストエッグ』は開発に6年の年月がかかっています。

JUSTでは、動物性食品を同じ風味を持った植物性食品に置き換えることで、
私達の食生活を変革することをミッションとされています。

これまでも、ビーガン・マヨネーズや卵を使わないクッキー生地といった
製品を創り出してきました。

創業当初からの目標であった『卵を使わずにスクランブルエッグを作る』為の
製品開発には、大変な労力がかかったことでしょう。

様々な植物性の食材を使ってみるものの、
・卵のように固まっても味や風味が異なる(植物性材料の風味が強すぎる)
・卵のような風味になっても、うまく固まらない
といった難しい壁にぶつかっていました。

 

そしてたどり着いたのが『緑豆』

『緑豆』をベースにすることで、
卵のような風味と熱して固まる性質を持たせることに成功しました。

この商品があれば、今まで卵を使わずに再現することが難しかった料理も
本来の風味や食感に近づくことができるようになるかもしれません。

 

アメリカでもビーガン食を選択されている方が多くいらっしゃるようで、
そういった方々にとっては大変喜ばれる商品でしょう。

今のところ、日本での販売は未定となっていますが、
アメリカで人気となれば日本への進出もあるかもしれません。

<原材料情報>
Water, Mung Bean Protein Isolate, Expeller-Pressed Canola Oil,
Contains less than 2% of Calcium Citrate, Enzyme, Gellan Gum,
Natural Carrot Extractives (color), Natural Flavors,
Natural Turmeric Extractives (color), Onion Puree, Salt,
Soy Lecithin, Sugar, Tetrasodium Pyrophosphate,
Preservatives (Nisin, Potassium Sorbate).
Non-GMO, Egg-free, No Cholesterol, Gluten-free, 5g of protein per serving.

(簡易翻訳)
水, 緑豆, 菜種油, カルシウム, 酵素, ゲランガム(多糖類), 天然人参(色), 天然香料,
天然ターメリック(色), 玉ねぎのピューレ , 塩, 大豆レシチン, 砂糖,
レンジ, ピロリン酸四ナトリウム, 防腐剤(ナイシン, カリウムソルビン).

遺伝子組替無し、, 卵無し, コレステロールゼロ, グルテンフリー,
5 gのプロテイン.

 

記事参照元:ニコニコニュースはこちらから