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written by 岡パパ

 

食物アレルギーをお持ちの方は、飛行機を利用した長距離の移動をする際、
機内食などの誤食によりアレルギー症状を発症した場合の為、
エピペンを機内に持込む必要があります。

命に関わる重い食物アレルギー症状を発症することもあるため、
多くの航空会社では、事前の申込等によってエピペンの機内持込が
できるようになっています。

しかし、中にはこんな落とし穴もあります。

 

あるご家族には、食物アレルギーをお持ちのお子様がいます。
そのご家族は、海外旅行に行くために旅行会社のウェブサイトを通じて航空券を予約しました。

その際、エピペンを機内に持ち込める航空会社を事前に調べて、
ある日系航空会社の便を選びました。

念のため、渡航前にエピペンの機内持込について旅行会社に確認したところ
「残念ながら持ち込めません」と回答があったといいます。

 

事前に、エピペンの機内持込が可能な航空会社を調べていたにも関わらず、
なぜこのようなことが起きてしまったのでしょうか?

 

こちらのご家族が購入した航空券は日系航空会社の便名でしたが、
実は外資系航空会社が運航する『コードシェア便』だったのです。

 

『コードシェア便』
あまり飛行機を利用したことが無い岡パパには聞きなれない言葉です。

『コードシェア便』とは、
2社以上の航空会社によって1つの飛行機を共同運航している便
のことです。

JALやANAといった日系航空会社と提携している
他の航空会社により運航されることを『コードシェア』といいます。
『共同運航便』とも呼ばれています。
(ANAの説明文より一部抜粋)

 

なぜ、『コードシェア便』というものがあるのでしょうか?

航空会社が新たに路線や便数を増やすのは、多大なコストがかかります。
そこで、航空会社が持っていない路線を別の航空会社との『共同運航』することで、
無駄なコストをかけずに路線や便数を増やすことができるのです。

これは航空会社にだけメリットがあるのではなく、
利用者にとっても、馴染みの航空会社を通じて航空路線の予約ができ、
また「マイル」を貯めることができるなどのメリットがあります。

 

しかし、今回のようにエピペンなどの機内持込については注意が必要です。

 

JAL、ANAなどの主な日系航空会社では、自社運航便へのエピペンの機内持込はOKとなっています。
(一部、医師の診断書を提示する会社もあります。詳しくは、各航空会社へお問合せください)

しかし、他社が運航するコードシェア便については、その航空会社の規定に従うので、
エピペンの機内持込ができない場合もあるようです。

 

これは盲点でした。

2019年は、夏休みや冬休みだけでなく、長い連続休日となるGWもあります。
今から海外旅行などを計画されていらっしゃる方は、利用しようと考えている航空便に
エピペンを持込かのうかどうか、もう一度確認されてみてください。

 

記事参照元:Yahooニュースはこちらから