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written by 岡パパ

 

食物アレルギーをお持ちのお子様がいらっしゃるご家庭では、
お子様にアレルゲンを含む食材を誤食させないように、
注意をされていらっしゃることと思います。

でも、どんなに注意をしていても、時にはこんな事故もあり得ます。

 

イギリスにお住まいのご家族には、食物アレルギーをお持ちのお子様がいます。
ある日、お母さんが外出中に3歳の息子さんがお父さんの目を盗んで
アレルゲンを含むチョコレートを食べてしまいました。

こちらのご家族のお子様は、乳や卵、ナッツ、ゴマといった食材に
食物アレルギー症状を発症します。
中でも乳は肌に触れただけで、皮膚が熱を持ち、
痛みを伴う水膨れや蕁麻疹ができるほどの症状とのことでした。

もちろん、ご両親は万が一のことがあってはならないと、
毎日の生活でお子様達がアレルゲンの誤食や接触が無いように
注意を払ってきました。

しかし、お母さんはチョコレートが大好物。
外出前に1人で袋入りのチョコレートを食べて、
残りを袋に入れて寝室のベットの下に隠しておいたのです。


(画像はイメージ)

3歳の息子さんは、このベットの下に隠しておいたチョコレートを見つけて食べてしまい、
重いアレルギー症状を発症してしまいました。

外出中にお父さんから「呼吸困難になっている!」と電話を受けたお母さんは急いで帰宅します。

ちょうど、お父さんがエピペンを注射しているところでした。
しかし、アレルギー症状がなかなか治まらず、目が腫れ上がり、呼吸が苦しく喘いでいる状態が続きました。

急いで緊急外来に連れて行き、医師による治療がされました。
幸いにも息子さんは回復し、3日後には退院できたとのことです。

 

今回の出来事に大きなショックを受けているお母さんは、
息子さんが瀕死の状態となった姿を見て深い罪の意識にかられ、
自分を激しく責めたとお話されています。


(画像はイメージ)

記事参照元:@niftyニュースはこちらから

 

まずは、こちらの息子さんが無事に退院されて、ホッとしました。

 

このような事故は決して他人事ではなく、
食物アレルギーをお持ちのお子様がいるご家庭では多いにあり得る事例です。

 

お子様の食物アレルギーに合わせて、
食材の購入や保管場所など気をつけていらっしゃると思います。

でも、
・アレルゲンを含むお菓子をたまたま贈り物などでいただいた
・アレルゲンを含む食品がどうしても好きで食べていた
・食事の準備が忙しくて、ついアレルゲンを含む食材を手の届くところに置いてしまった
といったこと、よくあります。

そういった時に、運悪くお子様が出逢ってしまい、
「うわぁ~!なんか美味しそうな物がある!」
目をキラキラを輝かせてアレルゲンを含む食品を手にとってしまう。

そして、誤って食べてしまう、触れてしまうといったことでアレルギー症状を発症する。。。

 

「子供の手の届かない場所に保管してあるから大丈夫!」と思っていても、
お子様は私達大人の想定のナナメ上を行きます。

イスや踏み台を持ってきて、隠された食材を手に取るのです。
隠されているからこそ、宝物のように感じるのでしょうね。

 

アレルゲンを含む食材は、お子様の手の届かないところに保管するなど
出来る限りの対応はありますが、絶対安全とは言い切れません。

「もしかしたら、手にとってしまうかもしれない」ということも考えて、
お父さんやお子様達にも
「手にとってはいけないもの」「食べてはいけないもの」
しっかりと伝えておくことも必要かもしれません。

皆様のご家庭でも、食材の保管場所など見直してみてください。