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written by 岡パパ
10月29日、30日に開催されました『みんなのアレルギーEXPO2019』と『災害時の住環境・生活環境EXPO2019』。
アレルギーに関しては、国内最大規模のイベントとなります。
アレルギーだけでなく、同時に防災に関する商品やサービスなどを知ることのできる、大変お得なイベントです。
みんなのアレルギーEXPOのレポートをお届けしております。
レポート1はこちらから
(掲載内容:東北日本ハムさん、ハウス食品さん、おたふくソース、永谷園さん、マリンフードさん、にんべんさん)
レポート2はこちらから
(掲載内容:熊本製粉さん、あさひ製菓さん、ケンミン食品さん、共同船舶さん、信州産ソルガム普及促進協会さん、キッコーマンさん)
レポート3はこちらから
(掲載内容:尾西食品さん、黒潮町缶詰製作所さん、辻安全食品さん、タカキベーカリーヘルスケアフーズさん、フルーツライフさん、第一屋製パンさん)
レポート4はこちらから
(掲載内容:MOR Happinessさん、サンジルシ醸造さん、ヤサカアレルノン食品事業部さん、S&B食品さん、希望食品さん、みんなのアレルギーEXPOオープニングイベント、アレルギー対応スイーツコンテスト表彰式)
本日はEXPOで大人気だった特別セミナーの様子や、岡夫婦も含めた3団体で運営したキッズスペース、そして災害時の住環境生活環境EXPOで岡パパが気になった展示などの様子についてお伝えします。
◆EXPO特別セミナー
アレルギーに関して有名な先生や、著名な方々をお招きしお話を聞くことの出来る大変貴重な機会となっており、実は密かに大人気となっているEXPOの特別セミナーや座談会。今回も満員どころかギュウギュウ詰めになるほどの大人気のセミナーもありました!
・南部光彦先生「アレルギー疾患の発症予防」
南部先生は、わざわざ病院を休診して、奈良県からお越しくださいました。
セミナー当日では、南部先生の著書「アレルギーから子どもを守る -ダニ対策24の秘訣-」も購入することができました。岡ママは早速購入して読んでみると、ダニとアレルギーの関係性だけでなく、家庭環境などについても書かれており、とても気づきの多い内容だったとのことです。
・及川文宏さん「アトピーの人の為の身体の動かし方」
及川さんのご講演内容が今まで聞いたことが無かったようなアレルギーへのアプローチに、セミナーに参加された方々はセミナー終了後に及川さんへ質問タイム!!長蛇の列が出来上がるほどでした。お1人お1人の症状に合わせて、どのようにしていくと良いかなど、親切丁寧に教えてくださっていました。
・緑川琴江さん「どう伝える?アレっ子家族のコミュニケーション」
福島県いわき市でアレルギーを持つお子様のママさん達の交流会などを開催している「もぐのび」代表の緑川さん。東日本大震災や9月10月の台風でも近隣にて被害が起きた経験などを踏まえ、アレルギーのことを周りの人たち、そして家族にどのように伝えればよいのかをお話してくださいました。
・細川真奈さん「アレルギーっ子の未来は明るい」
ご自身も重度の食物アレルギーをお持ちでありながら、アレルギーナビゲーターとしてご活動されていらっしゃる細川真奈さん。
食物アレルギーをお持ちだと、食やイベントなど何かとガマンしたり残念な気持ちになってしまうことが多い今の社会。そんな社会を変えるべく、食物アレルギーを持つお子様達の未来が、楽しみでワクワクしちゃうようなプロジェクトを発表されました!
・多森サクミ先生「米粉の個性と面白さを知ろう」
米粉料理研究家として大人気の多森先生。会場は超満員!短い時間ながら、米粉の性質やメーカーによる違いなどを分かりやすくご説明くださいました。参加された方々は皆さん熱心にメモを取っておられました。
他にもご来場者の方々に人気のセミナーはたくさんありました!
お忙しい中にもかかわらず、ご講演くださいました皆様、本当にありがとうございました!
◆キッズスペース
みんなのアレルギーEXPOでは、小さなお子様連れのお母さんやお父さんが多くご来場されます。ブース回りをしているのも楽しいのですが、そればかりだとお子様は飽きてしまいます。また、お母さんも、お子様を抱っこしながら会場回りするのは大変!ということで、昨年に引き続き、キッズスペースを用意いたしました!
キッズスペースは、日本幼児食協会さん、日本Sango15さん、そして岡夫婦の3団体によって運営されました。
キッズスペースでは、イグサの良い香りがする畳が敷かれており、お子様が自由にゴロゴロ出来ます。
また、お子様連れのお母さん、お父さん向けに、ミニセミナーも開催!
日本幼児食協会さんからは「乳幼児の食物アレルギーとエプロンシアター」。
日本Sango15さんからは「アトピー性皮膚炎の方のための毎日のスキンケア」が行われました。
セミナーなどを聞こうとすると、やっぱりお子様同伴は気が引けるものですが、キッズスペースであれば何も気にしなくてオッケーです!お子様達もキッズスペースでワイワイと楽しく遊んでくださいました。
他にも、子育てとアレルギーに関するご相談など、様々なことについてご来場された方々とお話させて頂きました。
来年も、ご来場された方々が安心してEXPOを楽しめるように、キッズスペースを運営していきます。
◆災害時の住環境・生活環境EXPO
大規模自然災害が多発している昨今、多くの方々が興味を持っているテーマだと思います。特に、9月、10月の台風による被害は、今まで「(私が住んでいる地域は)自然災害とは無縁だ」と思っていた方々も、背筋が凍るような想いをされたかと思います。
中には、初めて避難所に行った方もいらっしゃるのではないでしょうか?避難所は、想像していたものと現実と、どんな違いがありましたか?また、災害に対し避難するだけではなく、災害が起きた後の家屋や地域の復旧・復興も忘れてはいけません。
今回の災害時の住環境・生活環境EXPOでも、そういった様々な視点で防災・減災について学ぶことができました。
こちらは避難所再現ブース。
食事や日常生活などの要配慮者と一緒に避難することや、犬や猫といったペット同伴での避難など、その時にならないと避難所で受入れてくれるかどうかわからないこともあります。避難所では、多くの方々が一斉に集まりますので、様々な意見が出てくるでしょう。でも、命の重さには変えられません。避難された方々同士で助け合い、配慮し合うにはどうすればよいのか?
今回の展示にあったような、ペット専用に避難するエリア(スペース)を確保することを自治体側も事前に想定・準備しておくことで、大きな混乱を招かないで済むようになるかもしれません。そういったことを考える良い機会になりました。
また、災害が起こった後に、家屋や地域を復旧・復興させていくのは、どのように行われていくのか?
展示スペースでは、実際に復興の様子がわかる資料を見ることができました。こういったことも、知っているのと全く知らないのでは、被災した際の気持ちの余裕代が違うのではないでしょうか?
「防災」は、「アレルギー」や「要配慮者」「ペット」などなど、様々なテーマと密接に関わっています。それらのことについて知り、学ぶことで、各ご家庭内でも防災に向けた準備をすることが出来ると思います。
5日間にわたり、EXPOのレポートをお伝えしてきました。長いようでアッという間だったような感じの2日間でした。
現在、アレルギーなどの症状をお持ちで無い方も、こういったイベントにお越しくださることで、関心を持ってくださると、とても嬉しいです。
そして、いつ、どこで起きるかわからない自然災害。日頃から少しずつでも準備しておくことで、いざという時に最悪な事態をむかえなくて済むかもしれません。
岡夫婦がご紹介したブースやイベントは、EXPO全体のほんの一部です。
まだまだお伝えしたりない!こんなステキなブースもあったよ!と、もっとイッパイお伝えした気持ちもありますし、「私が興味をもったブースが紹介されてない!」というご感想を持たれる方もいらっしゃるかと思いますが、そんな方は是非、来年のEXPOへお足をお運びいただき、ご自分の目と耳で情報収集していただければと思います。
やっぱり、伝え聞くことよりも、ご自分で経験されることが一番実になりますからね。
EXPOにご出展された皆様、そしてご来場いただきました皆様、本当にありがとうございました。