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written by 岡パパ

 

9月1日は防災の日です。


(画像はイメージ)

これは、1923年9月1日に発生した関東大震災にちなんで設定された日になります。

今週は、会社や学校などでも、避難訓練や防災に関する行事が行われるかと思います。各ご家庭でも、非常事態が起こった際の
避難先や必要物資などの確認を是非されてみてください。

 

さて、今年は、新型コロナウィルスの影響もあり、屋外でのアクティビティー、特にキャンプが大人気とのことです。

備蓄保存食料は、キャンプなどのアウトドアでも活用できます。実際に食べてみることで、お湯が必要なのか?水はどれだけ必要なのか?お子様が気に入って食べてくれるか?などがわかってきます。

ご家庭で備蓄されている保存食をキャンプなどのアウトドアで実際に食べてみることで、
「この商品は使い勝手が良かったから、もう少し購入しておこう」
「こっちの商品の方が、子供が良く食べたから、今度はこっちを多めに購入しよう」
ということがわかってくると、ご家庭で備蓄しておく食料がわかってきます。

ぜひ、この機会に試してみてください。

 

【防災情報まとめ】

 

1.災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット


(画像は最新パンフレットの表紙)

自然災害はいつ、どこで起こるか分かりません。

食物アレルギーやアトピー性皮膚炎、ぜん息などのアレルギー疾患を持つ方が、非常時にどのような対応をするべきかなど指標となるべき資料があると心強いです。

日本小児アレルギー学会さんが発行している『災害時のこどものアレルギー疾患対応パンフレット』には、代表的なアレルギー疾患:ぜん息、アトピー性皮膚炎、食物アレルギーに関して、各疾患への対応を1枚にわかりやすくまとめてくれています。

行政担当者向けにも各アレルギー疾患への対応について1枚でわかりやすくまとめてくれています。

そして、各ご家庭での薬や食料などの備蓄を確認することができるチェックシート『非常時に備えて』が用意されています。

どなたでも自由にダウンロードすることができますので、是非ご活用下さい。

日本小児アレルギー学会によるパンフレットの紹介ページはこちらから

 

2.各自治体の備蓄情報

(横浜市の備蓄食料原材料情報のページ一部より)

災害時などに備えて、各ご家庭でも非常用の食料を数日間分備蓄しておくことが推奨されています。

食物アレルギーなど、食べることができる食材に制限のある方は、1週間程度備蓄しておくようにとも言われています。

とは言え、
「災害時用に準備していた備蓄食料を全て持っていける状況か?」
「避難生活が長期間になった場合には、個人で用意していた備蓄食料では足りなくなってしまう」
といった点も考えておかなければいけません。

そうなると、やはり各地方自治体の防災備蓄食料にも頼る場面は出てきます。

自治体によっては、備蓄している食料の原材料情報を公開しているところもあります。

各自治体が備蓄している食料の内容とアレルゲン情報から、食べることのできる備蓄食料の目星が付けることができそうです。

以前、自治体の備蓄食料について調べた記事がありますので、ご参照下さい。

各自治体の備蓄食料の原材料情報についての記事はこちらから

 

3.アレルギーっ子ママが考えた防災ハンドブック

関西を中心に活動をしている一般社団法人LFA(Living with Food Allergy)~食物アレルギーと共に生きる会~さんでは、『アレルギーっ子ママが考えた防災ハンドブック』を制作されました。

これは、LFAさんに所属されている保護者の方々が中心となり、東北・西日本・北海道などの被災地患者やアレルギーの会より過去の体験談や、アンケート(532 件)の声を元に、患者以外の意見交流会を行った上、知るべき内容・知りたい内容を中心に、患者目線でわかりやすく解説したものです。

さらに、医師、看護師、栄養士、保健士、教職員、災害支援団体、防災士、行政の方などなど、多くの方々に監修していただいています。

つまり、この1冊に社会全体としての繋がり方が込められています

防災ハンドブックを無料で閲覧することができますので、ぜひご覧ください。

LFAさんのHP内の防災ハンドブックのページはこちらから

 

災害時に取るべき行動や、日ごろから個人で備えておくべきこと、お住まいの地域に関して知っておかなければいけないこと・・・などなど、やることはたくさんあります。

それらを、一度にやろうとすると大変ですので、こういった時期を活用して定期的に見直しなどをされてみてください。

「あの時、見直しておけば良かった・・・」と後悔しないで済むように、今できることをやっておけるようにしておきましょう。