「あなたのお子さんは食物アレルギーの疑いがあります」
こう病院で言われた時から、あなたはこんなことで悩みを抱えていませんか?
- どうやって治療を進めるのか知りたいけど、怖くて一歩が踏み出せない
- どうやったら親や親戚、友達に気を悪くしてもらうことなく理解してもらえるだろう?
- 料理がマンネリ化してきて、いつも同じようなメニューになってきた…
- 安くて美味しくて手軽に手に入る低アレルゲン食材、どこかにないかなぁ
- どこのお店なら家族や友達と外食できるのか、いつも迷う
- 幼稚園、保育園の先生に、給食やお弁当のことをどう相談したらいいんだろうか?
いかがでしょう。
もし当てはまっていたとしても心配しないでください。
あなただけが抱えている悩みではありません。
これらは私たちが交流してきた、食物アレルギーをもつたくさんのご家族、その方々の生の声なのです。
はじめまして。食物アレルギー体験レポーター岡夫婦です。
私たちの娘は1歳の時、パンを口にさせたことでアナフィラキシーを発症、卵、小麦、そば等のアレルギーであると診断されました。そのことをきっかけに、私たち夫婦は2012年より、体験談を中心とした食物アレルギーに関する情報発信をしています。
食物アレルギーという症状は今から100年ほど前から出始めた、まだまだ歴史的にも新しい疾患です。食物アレルギーという世界は、原因究明やその治療法も、まだ未解明な部分が多くあります。そして、私たち患者の生活や、食品を扱う会社、社会全体としても乗り越えるべき壁がたくさんあります。
食物アレルギーを治すことだけがすべてではない
「食物アレルギーを早く治してあげたい。」
「うちの子はこの先もずっと食物アレルギーが治らないかもしれない。」
「私たちが美味しいと思うものは、みんなと同じように食べることができず、
我慢を繰り返す生活を送らなくてはならないかもしれない。」
でも、本当に我慢をするだけの生活しか待っていないのでしょうか。
私たちも、娘に食物アレルギーがあるとわかって、かつてはあれもこれも我慢しなければと思う日々は確かにたくさんありました。しかし、娘に食物アレルギーがあると分かってから4年が経った今は、そう感じていません。
- アレルゲンのあるものを使わなくても美味しいものたくさん見つけることができ、さらに作ることができるようになりました
- みんなで食べることができるように、低アレルゲンの食材を使って料理をし、友達や家族を誘って大勢で食卓を囲むことができるようになりました
- 娘のため、食事に配慮してくださる園の先生、ご近所の皆さまに温かな気遣いをしていただきました
- 低アレルゲンの製品、メニューを日々開発してくださっている方々のおかげで、多くのアレルギー対応製品に出逢うことができるようになったと感じてきました
みんなと美味しく食べられるものがこの世にはこんなにたくさんあり、自分たちは独りではなく、たくさんの方々に支えられているという喜びを知ることができたのです。
当たり前のことかもしれませんが、私たち夫婦は、娘が食物アレルギーでなかったら、このような細やかな幸せに気づくことはできなかったかもしれません。
食物アレルギーを持っていても楽しい生活は送れる!
私たち岡夫婦は、
- 食物アレルギーであっても、食べることの幸せを感じてもらいたい
- 食物アレルギーを持つ方やその家族が、毎日の生活を「楽しい!」 と思って頂けるお手伝いをしたい
そんな思いで、このサイトを立ち上げました。
お子様が食物アレルギーと診断されて「これから一体どうしたらいいんだろう・・・」と、かつて私たちが苦しんだあの時と同じように、まさに今そんな思いを抱えている人たちの力になりたいのです。
このサイトを見ることで、食物アレルギーというものを様々な方向から知り、理解していくことができれば、食物アレルギーが「あなたを悩ませる存在」ではなく、「あなたの家族や社会との絆を深めてくれる存在」に変わっていくでしょう。
岡夫婦は「医療従事者」や「研究者」ではありません
岡夫婦のサイトでは、食物アレルギーとは何?という一般論ではなく、岡夫婦があなたと同じ立場で体験、実践してきた内容をもとに、食物アレルギーをもつご家族に、「食物アレルギーを持っていても楽しく家族で食事をする、楽しく周囲の人と暮らす、つらい局面も賢く乗り切る実践的な力」を身に着けてもらえるよう、情報を発信しています。