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written by 岡ママ

本日、NHK朝のおはよう日本で、食物アレルギーと災害の特集が放映されていました。

以下、その内容を抜粋してお伝えします。

NHKおはよう日本 
直面した”もう一つの危機”災害と食物アレルギー

 

 

※西日本豪雨災害で起きた、食物アレルギーをもつ家族と該当の自治体が舞台となっています※

避難所にアレルギー対応食が置いていなかった。

→避難所に留まることができなかった。
母A
避難所の掲示板に「朝食はパンと牛乳」と書いてあり、
うちの子は食べられないと気づいた。
⇒避難所生活になったらうちの子は生きていけないのではないかと感じた。

母B
道路が寸断、水に囲まれて買い物に行けるところがなくなってしまった。
一週間分の子どもの食料は備蓄しておいたが、それでも足りなくなった。

災害9日目には足りなくなったので、自治体にアレルギー対応食はあるか尋ねた。

「(必要だという)声がなかったのでありません」という回答をもらう。

本当に悔しい、悲しい。

アレルギーは少しずつ取り上げているが、まだまだ目がいってないと感じる。

避難所から食料をもらうことを諦めた。

このお母さんは、同じ悩みをもつ人(アレルギーをもつ家族)に食料をわけてもらい、
なんとか乗り越えることができた。

→実際にはその自治体にアレルギー対応の備蓄食が用意されていた。
職員がアレルギー対応の備蓄食の存在を認識しておらず、有効に活用されなかった実態が判明した。
今後この自治体では、すぐに対応ができるような対応をしていくとのこと。

こどもだけではなく、小麦アレルギーをもつ大人も避難所で食べられるものがなく、
体調を崩してしまったケースも見られた。

東日本大震災以降、アレルギー対応食の備蓄を国はすべての自治体に対し、
避難所などに向けて求めてきた。

しかし、自治体ごとに避難所での備蓄には、(2018年9月25時点の広島県へのNHK取材でも)
差があるのが現状である。

広島県は今回のことを受けて、自治体への働きかけを強めていく考えでいる。

「周知徹底が弱かった。
実際に困った人がいたことについて、県、市町、行政含めて反省していかなければならない。」

以下、NHK総括

厚生労働省
1歳までの乳児のうち10人に1人は何らかの食物アレルギーを抱えている。

しかし、アレルギーをもつ人の危機的な状況がなかなか共有されていないのが現状である。

なぜアレルギー対応の災害食導入が進まないのか?

みんな災害時で家をなくすなど大変な思いをし、忙しくしている中、
「アレルギー対応の備蓄食ありますか?」「ください」
と当事者が現場で声を上げづらい。
→周囲が気づかないまま、事後報告になっている。

大人も突然発症する食物アレルギーは決して他人事ではなく、
命に関わることとして、社会全体で考えていかなければならない。

NHK総括終わり

以上です。