世界中で、様々なアレルギー症状でお悩みの方がいらっしゃいます。
中でも食物アレルギーは、近年お子様だけでなく、成人の方も罹患される方が多く、日常の食生活の場面でアレルゲンとなる食材を摂取しないようにするなど対応をしなければいけません。

どんな方でも、食物アレルギーになる可能性はあります。
犯罪を犯してしまい刑務所に収監された受刑者の方の中にも、食物アレルギーを持つ方はいらっしゃるかもしれません。

<目次 Contents>

受刑者に食物アレルギーがあったら?元受刑者が刑務所を告訴

 


(画像はイメージ)

セリアック病の受刑者

アメリカのワシントン州出身のガヴィン・ピッキアノ氏は、2020年1月に軽犯罪法違反で有罪となり、3週間の実刑となりました。

実は、ピッキアノ氏は、小麦などに含まれるグルテンを分解することができず、小腸が炎症を起こし体調不良となるセリアック病の持病を持っていました。ピッキアノ氏は収監時に、グルテンフリーの食事が必要である旨を刑務所に伝えましたが、刑務所での食事でグルテンフリーの食事が提供されることはありませんでした。

その結果、9日間、何も食べることができず、刑務所内で体調不良を起こし、入院することになったとのことです。

ピッキアノ氏を診察した医師は、低血圧、脱水症状、不整脈などと診断し、刑務所にグルテンフリーの食事を提供するように指示したとのことですが、その後も食事の改善は見られなかったとのことです。

ピッキアノ氏は、服役中だった刑務所がグルテンフリーの食事を提供しなかった為、栄養失調になったとして刑務所を告訴した。

弁護士の方によれば、ピッキアノ氏は収監時に90キロあった体重が、3週間後の出所時には75キロにまで落ちていたとのことです。

記事参照元:ONLINEジャーニーの記事はこちらから

 

受刑者の食事への配慮は必要か?

受刑者の方々は、犯罪を犯してしまいましたが、罪を償い更生する為に刑務所に収監されています。毎日の服役によって、自分が犯した罪の重さをしっかりと受け止めることになります。罪を償う為に刑務所に収監されるわけですから、当然快適な時間を過ごすことなど出来ないでしょう。

よく、「ムショの臭いメシ」なんて、例え話を聞くことがありました。ですが、食物アレルギーなどにより、特定の食材を食べることができず、仮に口にしてしまい、重い体調不良を引き起こす場合には、食事の見直しなどが必要であるという今回のような訴えも、これから多く出てくるかもしれません。

「アレルギーに配慮されない食事が出される刑務所には二度と入りたくない!」

と、二度と犯罪を犯さないように考える方もいるかもしれませんが、更生する前に重いアレルギー症状などを発症して死んでしまうのは、岡パパは違和感を感じます。

皆さんは、このようなケースに対して、どのようにお考えになりますか?

 

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