暑い暑い夏がやってきました。

毎年言っているような感じですが、今年の夏の暑さは尋常ではないですね。熱中症などにならないようにお気を付けください。

さて、そんな暑い夏を、さらに熱くするのが『高校野球』


(画像はイメージ)

毎年、甲子園を目指す高校球児たちが、白球に魂を込めて熱戦を繰り広げます。

そんな甲子園を目指す高校球児の中の、ある生徒さんについてニュースになっていましたのでご紹介します。

食物アレルギーとも戦った高校野球

実践学園野球部の3年生 主将 工藤 大和さんは、小学校時代から甲子園に憧れて野球を続けていました。

中学時代にはクラブチームに所属して野球を練習し、やがて中学3年生の時には関東の野球強豪校から入学を打診されるまでとなりました。

その強豪校では、部員は寮生活を送りながら甲子園を目指すのです。

これで夢の甲子園を目指せる!と思った工藤さんでしたが、その学校には入ることが出来なかったのです。なぜなら、工藤さんには卵、乳製品、青魚に食物アレルギーがあり、寮では食物アレルギーに配慮した個別のお食事が用意できなかったからです。

それでも夢をかなえたい工藤さんは、ご自宅から通えて、合宿でも食物アレルギーに配慮されたお食事を用意してくれることになった実践学園に進学します。

スポーツというのは、ただ練習をすれば良いという訳ではなく、優れた結果を目指すための身体作りも大変重要です。

スポーツの為の身体作りをする上で必要不可欠な栄養が『タンパク質』。肉や魚、卵、牛乳などタンパク質を豊富に含む食材から摂取するだけでなく、より効率的に摂取する為に、プロテインなどの栄養補助食品が良く使われています。

しかし、卵や乳製品を食べることができない工藤さんは、一般的なプロテインなどを口にすることが出来ません。

工藤さんは、工藤さんの身体のことを考えてお母さんが作るお食事や睡眠時間などを工夫して身体作りをしてきました。なんと!身長は中学時代から35センチも伸びたと言います。

こうして工藤さんは毎日のお食事や生活リズムを管理して野球の練習をして甲子園を目指していました。


(画像はイメージ)

 

そんな工藤さんも高校3年生。今年が最後の夏の甲子園へのチャンスです。

実践学園の主将として、安定感のある守備とよく通る声で劣勢でも最後まで仲間を鼓舞し続け、打撃でも初戦で2点本塁打を放つなどの活躍をされました。

しかし、試合では打線がつながらず、残念ながら負けてしまいました。

試合が終わって泣きじゃくる仲間達に、主将として「ちゃんと胸を張って終わろう」と声をかけて、スタンドに頭を下げました。工藤さんの頬を伝って流れ落ちた涙が、埃っぽいグランドの土に吸い込まれるように消えていきました。

記事参照元:読売新聞 食に練習 べスト尽くした

記事参照元:東京新聞 食物アレルギーとも戦い

 

食物アレルギーなどの食の制限を持ちながら、スポーツなど身体をつくって結果を出すというのは、本当に大変なことだと思います。

工藤さんご本人の努力はもちろんですが、毎日のお食事を作ってくれたお母さんの支えがあったからこそ、立派な身体で野球をし続けることが出来たのでしょう。

こうして目標目指して前に進むことをしてきた工藤さんであれば、これから先も様々な壁を乗り越えていけると思います。

まずは、夏の高校野球、お疲れ様でした。

 

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