以前ご紹介しました、小児科専門医でアレルギー専門医である堀向健太医師：ほむほむ先生と、医療をわかりやすく描くことで定評のある子育て中のマンガ家の青鹿ユウさんがタッグを組んで創られた『マンガでわかる子どものアトピー性皮膚炎のケア』。

マンガでわかる子どものアトピー性皮膚炎のケアの体験レポートはこちらから

食物アレルギーをお持ちの方の中には、アトピー性皮膚炎といったアレルギー症状をお持ちの方も多いかと思います。乳幼児期のお肌のケアが、様々なアレルギー症状に対してとても重要であるということが、わかりやすく説明されている書籍です。

今回ご紹介しますのは、ほむほむ先生と青鹿ユウさんがタッグを組んで作られた書籍第二弾！

『ほむほむ先生の小児アレルギー教室』です。

 

今回はお子様のアレルギーに関する正しい知識と最新の治療・研究の動向、そしてアレルギー症状を持つお子様の保護者の方々が持つ多種多様な疑問に、ほむほむ先生が答えてくれます。

昨今、アレルギーに関連する書籍が数多く執筆されておりますが、アレルギーという幅広い分野に対して、１冊にまとめようとすると、どうしても広く・浅くなりがちです。

アレルギー症状をお持ちのお子様の保護者の方の中でも、アレルギー症状が重く「どうしたら良いのかわからない・・・」といった悩みをお持ちの方にとっては、広範囲な知識はもちろん、実際にどのようにしたら良いのか？がわかる深堀をした情報が必要になってきます。

今回ご紹介します『ほむほむ先生の小児アレルギー教室』は、お子様のアレルギー全般に関して、広く、そして深い部分まで詳しく説明してくださっています。加えて、要所でイラスト付きで解説してくれていますので、読みやすくわかりやすいという、悩みを抱える読者の方にとっては、大変ありがたい本です。

 

実際に岡パパも読んでみました。（内容を書くとネタバレになってしまうので、詳しくは書きません）

岡パパも自分でアレルギーに関して情報収集をして、勉強してきたつもりでしたが、どこか情報や知識が途切れ途切れになってしまっていました。ポイント、ポイントでは理解していることが、うまく線になって繋がっていかなかったような感覚でしょうか。

ところが、この本を読んだことで、今まで知識として得て来た事や、本を通して新しく知った事、それらが１筋の道となって岡パパの中でしっかりと腑に落ちるようになりました。

ほむほむ先生は、この本を書くにあたり、アレルギーに関する質問を募集したところ、260件もの質問がきたそうです。それらの質問を分類わけし、１つ１つに対して丁寧に答えてくれています。

初めて子育てをするときには、何もかもが初体験で、子供に起こる様々な症状に大慌て。

「これって大丈夫なの？」「どんな病院に行けばいいの？」

そもそも、子供に起こっている症状がアレルギーなのかどうかもわからないということも多いでしょう。そういった方々からの声も、ほむほむ先生はしっかりと受け止めてわかりやすく解説してくださっています。

この本が出版された当初（21年3月）は、注文続出でネット通販でも売り切れていて、なかなか購入することができなかったのですが、今は少し時期が経って落ち着いてきたのか、購入できるようになってきました。

初めての子育てを迎える方だけでなく、既にお子様のアレルギーについて学んでいらっしゃる方にとっても、小児に起こるアレルギーについて広く深く学ぶことができる１冊だと思います。

ご興味ある方は是非！

 

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