アメリカの食品医薬品局（FDA）から、興味深い発表がありましたので、ご紹介します。
甲殻類アレルギーの人は〇〇を食べないで！？
関東では、ここ数日晴天が続き、真夏日のような暑さになっています。もうすぐ本格的な夏がやってきますね。
日本の夏の風物詩といえば、海、花火、風鈴、スイカ割りなど数多くありますが、セミの鳴き声もその１つと言えるでしょう。
今回の主役（？）は、そのセミです。
(画像はイメージ)
実は、アメリカでは今年５月にセミが大量発生しているらしいです。
日本を含むアジア以外では、セミはあまりみかけない昆虫らしく、夏の日本に来た欧米の方がセミの鳴き声を聞いて「日本の木々が鳴いている！？」と勘違いされたなんて笑い話があったらしいですね。
珍しいセミを見たアメリカの人たちは何を思ったのか、そのセミを食べてみよう！としたそうなのです。
そこで先ほどのFDAから、『甲殻類アレルギーの人はセミを食べないで！』と注意が発表されました。
実は、セミはエビやロブスターといった甲殻類と近縁関係にあるらしく、甲殻類にアレルギーを持つ人がセミを食べた場合に体調不良を引き起こす可能性がある為、先ほどの注意が発表されたということです。
セミがエビやロブスターに近い生き物だったとは驚きですが、そのセミを「（アメリカでは）珍しいから食べてみよう！」と考えるアメリカの人のフロンティアスピリットにも驚きです！
記事参照元：Yahooニュースはこちらから
日本にも、イナゴや蜂の子など昆虫を食べる食文化はあります。
一部地域ではセミも食べると聞いたことがあります。確か、ダチョウ倶楽部の肥後さんは、子供時代のオヤツによくセミを食べていたなんてお話を聞いたことがありました。ただ、岡パパの身近な方の中には、セミを食べたことがあるという人は知りませんし、岡パパも食べたことがありません。
近年では、高タンパク・低脂質な昆虫食の栄養素が注目され、コウロギやカイコなどを美味しく食べられるように商品化されたものもあります。
あの無印良品でも、コウロギを原料にした『コウロギせんべい』という商品を作って、大きな話題になりました。
その『コウロギせんべい』の原材料に関する表示を見てみると・・・なんとコウロギもエビやカニなどの甲殻類と類似した成分が含まれているため、エビやカニにアレルギーを持つ方は食べるのを控えてくださいと書かれていました！
もちろん、セミやコウロギは特定原材料28品目には入っていません！
コウロギせんべいの原材料情報ページはこちらから
セミやコウロギと、エビやカニなどの甲殻類って親戚みたいな存在なんですね。。。
甲殻類に食物アレルギーをお持ちの方は、セミを取っても食べないようにご注意くださいね！！
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