今年度から娘の学校でも本格的な調理実習が始まりました。
(画像はイメージ)
昨年度までは、コロナ禍ということもあり、実際に調理はするものの、調理したものを児童らが食べることは無く、先生方が食べてくれたようです。
色んな食材に食物アレルギーを持つ娘も、昨年まではクラスの班のみんなと一緒に調理をしていました。
今年度からは、コロナが5類になったことで、自分たちで作ったものを食べるところまで行えるようになりました。
さて、卵・小麦・大豆製品・他にも生の果物類など色んな食材に食物アレルギーを持つ娘は、どんな風に調理実習を行っているのでしょうか?
ちなみに、今年度から始まった調理実習では、第1回目は『野菜炒め(食材指定)』、第2回目は『自分の好きな材料を使った炒め物』を行ったそうです。
娘から聞くと、このような形で行っているようです。
(※以下は娘が通う学校での対応であり、食物アレルギーの品目や重症度等によって学校側の対応は変わってくるかと思います)
・娘が調理実習を行う机は、お友達がいる班とは別れて、先生が教壇として使っているテーブル(黒板の前)で1人で調理をする。
・事前に何のお料理を作るのかをお知らせいただいた上で、自分1人分の必要な食材を持っていく。
・調理器具、食器は娘専用(食物アレルギーを持つ児童専用※)。
※食物アレルギーを持つ児童専用の調理器具、食器には、他の児童が使う食器とは種類が異なり、『アレルギー』というシールが貼ってあります。
・調理器具や食器の洗い場は、他のお友達とは違う別のエリアの洗い場を使用。
・食べる席は、お友達がいる班の机で一緒に食べる。
学校側としても、食物アレルギーを持つ児童生徒に対して、かなり気を付けて対応策を考えてくださっており、調理するテーブルや調理器具、食器、洗い場を別けるといった細やかな対応をしてくださいます。
これらの対応については、個人面談の際に「調理実習はこのような対応にしようと思うのですが、いかがでしょうか?」と先生からお話をいただき、事前に確認をさせてくれました。
娘としては、お料理をする時もお友達と一緒にお話しながら作りたかったそうなのですが、「しょ~がないか・・・」とあきらめているとのこと。
でも、作ったお料理をお友達と一緒に食べるのは楽しいようです。
調理実習自体は、1人分のお料理を作る形になっています。
いつも家で、4人分のお料理を作ったりしている娘としては「うわっ!1人分の量って、こんなに少なくて軽いんだ!」と驚いたようです。
そして、実際に調理したお料理を食べてみると、とっても美味しかったとのことです。
食物アレルギーがあると色んな制約も出てくるのですが、まずは今年度から実際に調理したお料理を食べることも出来るようになって良かったです。
食物アレルギーを持つ娘の調理実習に関して、細やかなご対応をしてくださる先生方、どうもありがとうございます!
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