サラダにつけて食べるのはもちろん、たこ焼きやお好み焼き、ソース焼きそばなど色んなお料理にも使われる調味料『マヨネーズ』


(画像はイメージ)

お野菜を美味しく食べることが出来るだけでなく、お料理にコクや深みを与えてくれるので隠し味にも使われたりします。

そんなマヨネーズは、一般的には食用油から作られています。

昨今では、卵を使わずに作られたマヨネーズ風調味料も一般的なスーパーなどで購入できるようになりました。

しかし、卵不使用のマヨネーズ風調味料には大豆油が使われている事が多く、大豆油などの大豆製品にもアレルギー症状を持つ方の場合、食べることが出来ません。

我が家の娘も、卵も大豆製品にも食物アレルギーがあります。大豆アレルギーが発症するまで食べることが出来ていた卵不使用マヨネーズが、食べられなくなってしまうのでは?と、かなりドキドキしました。(結果としては、娘でも食べることのできる卵不使用マヨネーズを見つけることができましたので、我が家ではそれを使っています)

そんな多品目に食物アレルギーがある方にとって、選択肢を広げることが出来るかもしれないマヨネーズの開発が進められています。

卵も大豆も使わずに『お米』から作ったマヨネーズ

新潟県と山崎醸造株式会社では、卵も大豆製品も使わない代替マヨネーズの開発を進めています。

原材料は米酢米油、そして米の発酵食品。3種全てがほぼ米由来となっています。

お米からマヨネーズを作る」というのは、米どころ『新潟県』ならではのアプローチですね。

 

試作品を食べた感想では、

「薄黄色の色味と粘性、香り、そして何よりも、そのしっかりとした酸味。事前に「米から作った」と聞いていたので、舌に残る後味に少し米っぽいコクがあるような気もするが、卵不使用であるとは信じられない品質である。そのまま食べるのはもちろん、調理のために熱を加えても本物のマヨネーズのようだから驚きだ。(新潟経済新聞より)」

とあります。

これは期待が持てそう!いつ発売になるのかな?と思いきや、商品化へ向けての課題があるとのことです。

このお米から作る代替マヨネーズを大量生産するためには乳化処理用の設備が必要となります。新潟県の県食品研究センターも味噌と醤油が主力の山崎醸造も、マヨネーズ生産用の大型設備を用意するのが難しいとのことです。

今後は、ビジネスパートナーを見つけて生産を委託することも視野に入れているとのことです。

記事参照元:新潟経済新聞「米から作った代替マヨネーズ」

 

実は、実際に製品化されているお米から作られている代替マヨネーズはあります!

リンク:植物性100%のお米でできたマヨネーズ

原材料にお米以外に「こんにゃく精粉」を使っているという点でユニークではありますが、卵も大豆製品も不使用な代替マヨネーズです。

取扱い店舗が限られているので、なかなか手に取ってお目にかかることができません。オンラインショップでの注文がメインになってくるでしょう。

 

今回、新潟県と山崎醸造さんがお米から作られる代替マヨネーズの開発をし、今後量産・製品化が進めば、卵も大豆製品も使わない代替マヨネーズの多様化が広がり、一般店舗でも取り扱われるような商品も出てくるかもしれません。

是非、『米どころ新潟!』の底力を発揮していただき、商品化へ繋げていただきたいです。

 

リンク:山崎醸造株式会社のHP

 

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