先日、娘から聞いたお話です。
下校後、我が家にて、隣家のお友だちと娘、次女の3人で遊んでいた時、そのお友だちがお菓子のグミを持ってきてくれました。
(画像はイメージ)
普段、娘はお友だちからお菓子をもらわないよう我が家ルールとして徹底していますが、グミはマルチアレルギーの娘でも食べられる数少ないお菓子であること、また隣家のご家族は娘のアレルギーについてよく理解をしてくださっていたため、娘も「ありがとう!」と受け取ったそうです。
でも…やっぱり気になる・・・
大丈夫だろうと思ったそうですが、念のため、娘はグミの原材料を確認しました。
原材料表示を見て、娘は自分のアレルゲンである小麦がグミに入っていることに驚き、すぐにお友だちに「これは私は小麦が入ってるから食べられない」と伝え、お友だちも納得し、事なきを得たそうです。
それからおよそ10分後、隣家にいたお友だちのお姉さんが猛ダッシュでやってきて「グミ!!!!食べちゃった!?食べてない!?」と大慌てで確認しにきてくれました。
お友だちがグミを持って行った後、お母さんが念のために原材料表示を確認したところ、小麦の表示があることに気づき、お姉さんを我が家に遣わして知らせてくれたそうです。
ラムネは食べられる、グミは食べられる、このチョコはうちは食べられるといった思い込みは、食物アレルギーをもつ家族は本当に気を付けなくてはなりません。
同じ名前でも製品改良をすることにより材料が変わることは多々ありますので、前まで食べられていた製品に突如今月からアレルゲンが入り、我が子が食べられなくなったという話はよくあることです。
今回、娘は「グミは食べられる」という思い込みを取り、【毎回きちんとどんな加工品でも原材料を確認する】というルールを守ってくれたので事なきを得ました。
そして、隣家の人もきちんと原材料を確認してくださっていたおかげで、万が一娘が食べて発症したとしても、原因究明をすぐに行うことができる状況となっていました。
アレルギーの誤食の事故はいくつものミスや思い込みなどによる確認不足等が重なって起こることが往々にしてあります。
原材料を確認したか、誰からその食べ物をもらったのか、これは発症しないだろうという思い込みはなかったか等…
今回、娘も危ないところでしたが回避できたのには理由があります。
まずは原材料を確認すること、そして我が家ルールの【他人からもらった食べ物は食べない】をもう一度見直すこと、岡家も改めてアレルギーと原材料について、お友達との付き合い方について娘と話し合っていこうと思った一件でした。
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