小麦、卵、大豆、その他果物類など多品目の食材に食物アレルギーを持つ我が家の娘。

一時は、アレルギー症状が悪化したり、喘息症状が出たことにより、アレルゲンを摂取する練習をやめておりましたが、主治医のお医者さんと相談しながらアレルゲンである卵と大豆製品の摂取を再開しています。

リンク:娘のアレルゲン摂取練習の近況

 

『大豆製品』については、『納豆』を使って練習をしています。


(画像はイメージ)

以前、大豆製品を食べることが出来ていた時は、娘は納豆を良く食べていたし、好きな食べ物なので、少しずつですが量が増えていくことに喜びと達成感を感じているようです。

 

問題なのは『卵』

最初のうちは、かかりつけ医の指導通りに加熱した卵黄を0.1g、0.2gと、耳かき1杯程度の量だったので、味わう間も無く食べることが出来ていました

 

最近では2.0g程度まで食べることができてくるようになりましたが、そうなってくると量が多くなり、卵の味も感じやすくなってきます

この1つの器に入っているのが2.0gの加熱した黄身です。

 

娘は卵へのアレルギー症状の経験もあり、『卵のような味がするもの』については本能的に嫌な感じがするようで、食べる練習をするモチベーションが低くなっています。

しかし、ここでつまづいていては、全卵までたどり着けません。

ということで、岡パパは「蒸しパンみたいなものの中に、軽量した加熱済みの卵黄を入れてあげれば、食べやすいんじゃないかな?」と考えました。

食物アレルギーをお持ちのお子様の保護者さんが、パンケーキなどにアレルゲンを含ませて食べる練習をしているのを見聞きしたこともあり、岡パパも試してみました。

 

蒸しパンの生地を作ります。

 

生地に計量した加熱済み卵黄を入れます。

 

アレルゲン摂取用の蒸しパン完成!

 

中を割ると、卵黄が出てきました。

 

今現在程度の卵黄の量であれば、娘は蒸しパンを使ったやり方で、あまり卵の味を意識せずに食べることが出来る様です。

 

今までは、娘の卵摂取の練習に合わせて、毎回ゆで卵を作っていたのですが、これなら1度に複数個の摂取練習用の蒸しパンが作れます。

冷蔵庫で保存しておけば、1週間以内程度であれば食べるのにも問題なさそうです。

 

今は、納豆→卵→納豆→卵・・・と、一日毎に食べるアレルゲンを変えているので、1週間分で3個程度の蒸しパンを作るようにしています。

 

おそらく、食物アレルギーをお持ちのお子様のママ、パパは、他にも色んな方法で負荷がかかりにくく、かつお子様が食べやすいやり方を編み出している事と思います。

そういった情報についても、当事者間で情報交換などできると「うちもその方法でやってみようかな?」といったことになるかもしれませんね。

 

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