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written by 岡パパ

 

起きて欲しくなかった事件が起きていました。

重度のアレルギー体質を持つ少年がアレルギー症状を発症し
ショック死する事件がありました。

 

イギリス・ロンドンの中学校に通うカランビー・チーマさん(当時13歳)は
重度のアレルギー体質でした。
アトピー性皮膚炎や喘息の他、小麦、乳製品、卵、ナッツなどに
重度のアレルギー症状を発症する食物アレルギーをお持ちでした。

 

2017年6月28日、
チーマさんは重度のアレルギー症状を発症し倒れてしまいました。
直ぐに病院に搬送されましたが、残念ながらチーマさんは亡くなられてしまいました。

 

重いアレルギー症状をお持ちの方とそのご家族の方々は、
日頃からアレルゲンと接しないようにとても気をつけています。

チーマさんもご家族の方々も同じように気をつけていらっしゃったはずです。

なぜ、チーマさんがアレルギー症状を起こしたのか?

それは、同級生がチーマさんを追いかけて、
Tシャツにチーズを投げ入れたのだというのです。


(画像はイメージ)

このアレルゲンとの接触により、チーマさんは呼吸困難を伴う
重度のアレルギー症状を発症し、亡くなってしまったのです。

 

チーマさんにチーズを投げ入れた少年は、殺人未遂容疑で逮捕されましたが、
今のところ起訴されておらず、学校も変えてしまったので、
その後どのように生活をしているのかといったことはわかりません。

 

食物アレルギーを持つお子様のパパ、ママにとっては、
本当に身が凍るような事件だと思います。

皆様、学校などでの給食や外食時にも、アレルゲンを誤食する危険がある為、
とても気をつけていらっしゃいます。

誤ってアレルゲンを食べてしまったり、触れてしまうなどして
アレルギー症状を発症すると、本当に怖い想いをします。
そして、言葉にできないような罪悪感を抱えてしまいます。

それでも、ご家族の方や周りの方々のご協力によって
少しでも楽しい日々を送れるように過ごしています。

 

しかし、そんな日常と大切な命を、
アレルゲンを投げつけられるという行為によって
失わされてしまいました。

 

亡くなられたチーマさんが、どれほど苦しかったか、怖かったか・・・
そして、ご家族の方々の悔しさ、憤り・・・

想像するだけで涙が止まりません。

 

TV番組や雑誌などで食物アレルギーについて取り上げてくださる
機会が増えたことで、「食物アレルギー」という言葉の
認知度は上がってきたように思います。

しかし、まだ食物アレルギーの怖さなどの理解度は
上がっているとは言えないかもしれません。

世界中で食物アレルギーに苦しんでいらっしゃる方々がいます。
今後、チーマさんに起こったような事件が起こらないことを願っています。

 

食物アレルギーによるいじめについて紹介した記事はこちらから

記事参照元:@ニフティーニュースはこちらから