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written by 岡パパ

 

私達家族が住んでいる地域は、
ご近所同士の交流が比較的豊かに感じます。


(画像はイメージ)

娘達が近所で遊んでいると、
隣家や近くの方々が声をかけてくださいます。

娘達もご近所の方々には元気良くご挨拶したり、
お話したりすることができています。

そんな中で、娘達にご好意でお菓子をくださる場面もあり、
その都度「娘に食物アレルギーがある」旨をお伝えし、
原材料を確認したり、「アレルギーって大変ね」なんて
世間話をしたりしていました。

 

ある平日の夕方頃、
同居している岡ママの祖父(娘達にとっては曾祖父)が、
家の中で倒れてしまいました。

救急車に来ていただき、すぐに救急病院へ運んでいかなくてはいけません。


(画像はイメージ)

その時、岡パパは仕事中で、家にいませんでした。
救急車に、付き添いとして岡ママが同乗しなければいけませんが、
問題は『娘二人をどうするか?』

騒ぎを聞いて駆けつけてくださったお隣のご夫婦が、
「お母さんが戻ってくるまでうちで預かるわよ」
おっしゃってくださいました。


(画像はイメージ)

岡ママは、祖父が倒れたり、救急車への応対などで気が動転していたこともあり、
このお申し出には本当に助かりました。

岡ママは祖父と共に救急車に乗って病院へ行きました。
その間、娘達はお隣のご夫婦宅にて預かっていただき、
「さぁ、晩御飯食べましょうか」となった時です。

お隣の奥様「あれ?長女ちゃんって、食物アレルギーあったわよね?」
長女   「はい。小麦と卵が食べられません」
お隣の奥様「しまった!うちのご飯、麦が入ってた!これって食べられないわよね!」

実は、娘達を預かってくださったご夫婦宅のお食事(ご飯)は、
麦を入れた麦ご飯だったのです。

岡ママの携帯電話の連絡先まで聞いていなかったため、
食べてよいものかどうか判断がつきません。

娘達は曾祖父が倒れたドタバタで、何も食べていないのでお腹が空いています。

どうしたものか?と悩んでいるときに「ピンポーン」とチャイムが鳴りました。

長女と同じ小学校に通っているご近所のお友達のお母さんが来られました。

お友達のお母さんも、今回の救急車騒動を聞いていました。

岡ママから、長女の食物アレルギーのことを聞いていたお友達のお母さんは、
長女でも食べることのできる軽食(おにぎり)を、
わざわざ作ってきてくれたのです。

このおにぎりによって、娘達は夕食を食べることができました。

そして、幸いにも、倒れた祖父は大きな怪我も無く、その日のうちに家に帰ってきました。

 

娘達を預かってくださったご夫婦が、長女の食物アレルギーのことを知った上で
『自分で判断せずに、疑わしい食材を食べさせなかった』ことは、
なかなかできることではないでしょう。
今回のご判断は、岡パパは、正しく素晴らしいご対応だったと思っています。
本当にありがとうございました。

そして、食物アレルギーを持つ娘のために、
娘でも食べることのできる軽食(おにぎり)を作ってきてくださった、
お友達のお母さんには、本当に感謝してもしきれません。

 

今回のことで、ご近所の方々とお付き合いしていくというのは、
子育てという面だけでなく、食物アレルギーを持つ子供にとっても、
とても大切なことだということを、改めて実感しました。

今回のように、
両親がいないという状況で、
子ども達がご飯を食べていかなくてはいけない場合。
そして、食物アレルギーをもっている場合。
アレルゲンの誤食無く食事をするには、
家族だけでなくご近所などの周りの方々のご理解やご協力も
必要になってくる場面もあるかもしれません。