オタフクソースさん、永谷園さん、日本ハムさん、ハウス食品さん、ケンミン食品さんの5社は、『食物アレルギーの有無にかかわらず、みんなで食事をおいしく楽しめる社会の実現』に貢献することを目的に、『会社』という壁を越えて、食物アレルギー配慮商品の普及やレシピの協同開発、情報発信、啓発活動に取り組んでいらっしゃいます。

この取組みは『プロジェクトA』と銘打たれ、これからも活動が続いていきます。


(画像はオタフクソースさんのプロジェクトA特設サイトより)

その『プロジェクトA』では、小学生のお子様による食物アレルギーへの理解・関心を高めるため、副読本:「知ろう!学ぼう!食物アレルギー ~みんなでいっしょにおいしく食べよう~」を製作されました。


(画像はプロジェクトAのリリースページより)

この副読本は、食物アレルギーの有無に関わらず、食物アレルギーへの理解を深め、みんなで一緒に食事をおいしく楽しむために、小学校に通うお子様のうちから食物アレルギーへの関心を持ってもらうことを目的として制作されました。

制作された副読本は、5月から東京都・大阪府・兵庫県・広島県エリアの小学校を中心に案内が始まり、その後、申込みされた小学校から順次希望数を無料で配布する予定とのことです。

本の内容は、“食物アレルギーとは何か”から始まり、一から食物アレルギーに対する理解を深めてもらえる構成になっています。

食物アレルギーを持つ小学生の女の子が転校してきたことから、食物アレルギーを知らない周りのお友達に対して、様々な事例を用いて食物アレルギーについてわかりやすく説明していくというストーリー形式で進んでいきます。

小学生のお子様が自分事としてとらえやすいように、給食や放課後の公園などの小学生の生活場面を通して食物アレルギーについて伝えられるような工夫がされています。

・「食物アレルギー」って何だろう?

・さがしてみよう給食の工夫

・食品の表示はとても大切

・同じ食事をいっしょに食べよう

・いっしょに食べると楽しいね

各章ごとに、絵や写真などを用いてわかりやすく食物アレルギーについて紹介しています。

プロジェクトAによるニュースページはこちらから

 

小学校の各学年に数名は食物アレルギーをお持ちのお子様がいらっしゃるという学校も多いかと思います。給食だけでなく、調理実習や宿泊学習など、様々な場面で食物アレルギーへの対応は必要となってきます。それには、食物アレルギーを持つお子様本人だけでなく、学校の教職員の先生方やクラスのお友達のご協力も不可欠です。

「食物アレルギーってなに?」

食物アレルギーについて『自分は関係無い』ではなく、ぜひ興味を持っていただき、一緒になって安全・安心で楽しい学校生活を過ごしていただけるように、こういったツールを活用していっていただければと思います。

今のところは配布地域が限定的ですが、好評であれば全国へ展開となるのでしょうか?ぜひ全国への展開とともに、小学校以外にも食物アレルギーに関する啓発活動などをされている団体さんにも配布していただけると嬉しいですね。

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