食物アレルギーをお持ちの方の中には、アトピー性皮膚炎やぜん息といった他のアレルギー症状をお持ちの方もいらっしゃることが多いです。


(写真はイメージ)

夏場は、汗をかいたり蒸し暑さによって、ひどいかゆみになってきます。

冬の乾燥する時期では、お肌がガサガサになってしまい、ヒビ割れやかゆみが生じます。

アレルギー専門医や皮膚科の先生から処方していただくお薬を塗ることで、少しずつ肌のバリア機能が回復してくるのですが、なかなか時間かかるので根気が必要です。

「もっと根本的にズバッとかゆみを無くすことは出来ないものだろうか?」

なんて、考えたことあるかと思います。

そんな夢のような薬が近い将来実現されるかもしれません!

 

アトピー性皮膚炎のかゆみの正体を解明!

佐賀大学や富山大学の研究グループでは、アトピー性皮膚炎の強いかゆみを引き起こす物質を抑制する化合物を発見したと発表しました。今後、新薬の開発につながることが期待されています。

アトピー性皮膚炎の強いかゆみを引き起こす物質の一つ「ペリオスチン」が知覚神経に作用する詳しいメカニズムを解明し、その働きを抑制する化合物を発見しました。

この「ぺリオスチン」というタンパク質は、骨の発育に関係し皮膚組織に誰もが持っているものなのだそうです。この「ぺリオスチン」は、アトピー性皮膚炎の方の身体では過剰に生成されるのだそうです。

佐賀大学では、この「ぺリオスチン」別のタンパク質と結びつき、かゆみを引き起こすことを解明しました。

それでは、この「ぺリオスチン」が別のタンパク質と結合するのを防ぐことができれば、かゆみを抑えることが出来るのではないでしょうか?

そして『CP4715』という化合物が、「ぺリオスチン」がタンパク質と結合するのを防ぐことがわかりました。

既にベンチャー企業と連携し、治験の準備に着手しているとのことです。

 

一般的なアトピー性皮膚炎の治療は、適切な量のステロイド剤入りの軟膏と保湿クリームを塗って、皮膚のバリア機能を損なわせずに回復させていくことでした。この方法でアトピー性皮膚炎の症状をコントロール出来ている方もいらっしゃいますが、毎日の作業の為、なかなか続けるのが大変という面もあります。

ところが、今回の発見では、かゆみの根本を絶つことが出来る可能性が出てきたのです!

これが実用化されれば、今までよりも短期的にアトピー性皮膚炎の治療を完了することができるかもしれません!!

 

アトピー性皮膚炎は、お子様だけでなく実は成人の方も多く罹患されていらっしゃいます。

是非、実用化を進めていただき、アトピーで悩む方々を1人でも多く救ってくれることを願っています。

 

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