小学校最終学年の一大イベント『修学旅行』

食物アレルギーを持つ娘の食事提供について、学校や宿泊先などと調整をしてきました。

リンク:第1回 修学旅行でのアレルギー食提供について その1 ~提出書類編~

リンク:第2回 修学旅行でのアレルギー食提供について その2 ~宿泊先調整編~

リンク:第3回 修学旅行でのアレルギー食提供について その3 ~食事準備編~

 

今回は、出発初日~帰って来るまで、そして娘から聞いた修学旅行でのお食事状況についてご紹介します。

(画像はイメージ)

宿泊学習出発日には、朝早く起きて初日のお昼ご飯のお弁当作りです。

今回、娘からリクエストもらったお弁当は岡パパ特製の『おにぎらず』。

どうやら、学校のお友達からも『おにぎらず』は好評のようで、「見せて見せて!」と興味を持たれるようです。岡パパ、頑張って作って良かったです。

 

娘は体調も万全の状態!お弁当も持って出発しました!!

食物アレルギーを持つ親としては、ここから心配な時間が始まります。

もしアレルゲンの誤食などにより重いアレルギー症状が発症した場合には、娘は病院に行き、保護者が迎えに行かなければいけません。ご同行いただいている先生方から何も連絡が無いようにと祈っておりました。

 

ここからは娘から聞いたお食事などの状況についてご紹介します。

<1日目:昼食>


(画像はイメージ)

1日目のお昼は持参したお弁当。活動班のお友達と一緒にワイワイと楽しくにぎやかにお食事ができたそうです。

 

<1日目:夕食>

宿泊先でのお食事は、全員同じ方向を向くという制約はあるものの、パーティションなどが取り払われ、会話も自由にしてよいことになっていました。やっぱりお食事中にもお友達と会話しながら楽しく食べたいですもんね。

娘の宿泊先での夕食については、私達が送ったお食事が無事に届いており、それぞれメモで連絡してあったように電子レンジで温めるなど調理をして、お皿に盛り付けてくださったそうです。

 

ただ、宿泊先でも管理しやすいようにとのことなのか、除去食や代替食が必要な食物アレルギーを持つ児童については、一カ所に集められた形になりました。

残念なことに、娘は活動班のお友達の机とは離れてしまい、別の班の方々の机になってしまったのです

帰宅した娘からこの話を聞いて「しまったぁ~!座席のことなんか頭になかった!!」となった岡夫婦。お食事作りや配送のことで頭がイッパイで、席のことまで頭が回りませんでした。

やっぱり娘は、仲良しの活動班のお友達と一緒に食べたかったようですが、「娘ちゃんはこの席です」と言われたので従ったのでした。すぐ目の前に仲良しの班のお友達がいるのに・・・なんとも、もどかしい上にやりきれない・・・

時々、班のお友達が後ろを向いて「娘ちゃん、どんなお食事なの?」と話しかけてくれたりしたそうですが、ずっと後ろを向き続けるわけにはいきません。

済んでしまったこととは言え、この点に関しては岡夫婦は本当に娘に申し訳無かったです。。。

 

<2日目:朝食>

2日目の朝食も同様に、私達が送ったお食事をお皿に盛り付けて提供してくれました。

ただ、やっぱり座席は1日目の夕食と同じでした。娘も「きっと朝ごはんも同じだろう」と思っていたらしく、パクパクと朝食を食べたそうです。

 

<2日目:昼食>

2日目の昼食は、除去食である『永谷園のAーLabel』のカレーを出していただきました。

 

2日目の昼食については、班のお友達と同じテーブルで食べることができたそうで、ワイワイとおしゃべりしながら楽しくお食事をしたそうです。


(画像はイメージ)

 

 

昼食を終えてバスに乗り帰路について、無事に解散場所に到着!

ケガや病気、アレルギー症状を発症すること無く、無事に帰宅してきてくれました!

あぁ~!良かったぁ~!

娘が修学旅行に行っている間、いつ先生から電話がかかって来るかも!?と、かなりドキドキしていましたが、少し疲れながらも笑顔イッパイの娘の顔を見て、私達の不安も吹っ飛びました!

家族みんなで、娘から修学旅行での楽しいお土産話をたくさん聞きました。無事に帰って来ただけでなく、こんなに楽しい経験が出来て、本当に良かったです。

 

食物アレルギーを持つお子様の宿泊学習となると、お食事内容の調整に重点が置かれるのはもちろんですが、お子様がどの席に座るかといったことについても考えておく必要があることを改めて学びました。

今回、娘は班のお友達と一緒に食べたかったとのことでしたが、アレルギー症状が重篤な方であれば座席を離したり、食物アレルギーを持つ方々を一カ所にまとめるなどの対応が必要になるかもしれません。

こういったことも、学校側や宿泊先に任せっきりにするのではなく、保護者側から「座席はどのようになる予定ですか?」と聞くことで、事前にその情報を把握した上で「自分の子供に合った座席の配置は何になるか?」と考えることも必要になりますね。

 

娘の小学校最後の学年の修学旅行は終わりましたが、中学校に行ってからの宿泊学習などでは今回の反省を活かして、より安全に、そして娘にとって良い思い出が作れるようなお手伝いができるようにしたいと思いました。

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