我が家の娘には、小麦、卵、大豆、その他果物類など多品目の食材に食物アレルギーがあります。
2020年までは、卵・小麦の摂取練習をしていました。
しかし2020年9月頃になって状況に変化がありました。
今まで食べることが出来ていた調理法での卵・小麦の摂取をすると、アレルギー症状を発症するようになってしまい、このままでは危険!と判断して摂取練習をストップしました。
(画像はイメージ)
1歩進んで3歩下がるような食物アレルギーの治療に、当時はなかなか前向きな気持ちにもなれず、モヤモヤとした気分で過ごしていました。
当の娘も、アレルギー症状を起こしたことから、卵に対してかなりの恐怖心を持ってしまったようで、卵本体を触ることも怖がるような状態でした。
それから時間が経って、娘も6年生となりました。
娘の主治医のお医者さんに診ていただいた際、先生より「卵とか食べる練習はどうしようか?やってみる?」と聞かれると、娘は「やってみたい!」と答えました。
娘が、卵を摂取した時のアレルギー症状による恐怖心を抑えて、卵の摂取練習を再開したいと言うとは思わず、私達も少し驚きました。
でも、娘が「卵を食べてみたい!」というのには、ちょっとした理由があるんです。
実は、岡家では、娘が卵の摂取練習を中止した後(2020年年末頃)に、ニワトリを飼うようになったのです。
初めはピヨピヨと鳴いていたヒナも、今では立派な成鳥になりました。
季節や気温、体調にもよりますが、2日に1回くらいは卵を産んでくれています。
当然、娘もニワトリのお世話をしてくれており、ニワトリを可愛がってくれています。
娘は、その我が家のニワトリが産んだ卵を食べたいのです!
そして、今月に入り、念願かなって卵の摂取練習を再開することになりました。
使う卵は、我が家のニワトリが産んだ卵!
これを主治医のお医者さんに指示された通りに調理した『ゆで卵』にします。
そして、その『ゆで卵』の黄身から、耳かきですくった程度の量を食べます。(※)
お箸の上に、ちょっぴり乗っている程度の量です。
最初はほんの少しですが、我が家のニワトリが産んだ卵を食べることが出来、娘も大喜び!
心配していたアレルギー症状も今のところ出ず、問題なさそうです。
※娘のアレルゲンの摂取については、アレルギー専門医の方による診察・診断によって行っております。個人の判断で勝手にアレルゲンを摂取するのは大変危険ですので、決して行わないでください。
卵摂取の練習でアレルギー症状を出してしまった2020年の頃に比べると、小さいけれど重要な1歩になりました。
焦ることなく、少しずつ少しずつ卵を食べることができるように練習していきたいと思います。
その間、我が家のニワトリたちにも、頑張って卵を産み続けてもらえるよう、元気に過ごしてもらいたいです。
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