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written by 岡パパ

 

今年も残り1か月を切りました。
もうすぐ冬休みですね。

今年の年末~年明けは、比較的お休みの日が続いているので、
有休休暇などを利用して長いお休みにされる方も
いらっしゃるかもしれません。

最近では、日本の方でも冬休みを利用して
海外旅行などを楽しまれる方も多くいらっしゃいます。

当然、使わなくてはいけないのが『飛行機』


(画像はイメージ)

『飛行機』という密閉された特殊な環境に加え、
長時間のフライトとなれば、お食事を取る必要も出てきます。
また、当然『空』を飛んでいますので、
何かトラブルがあっても、すぐに対処できるとは限りません。

食物アレルギーをお持ちの方は、
機内で提供されるお食事や軽食など、大変気にされていると思います。

 

日本の大手航空会社さんでは、
食物アレルギーへの対応などを進めてきてくださるようになってきました。

JALさんのアレルギーへの対応ページはこちらから

ANAさんのアレルギーへの対応ページはこちらから

 

ですが、中には、アレルギーへの対応が難しかったり、
利用客と航空会社とのちょっとした行き違いから
トラブルに発展するケースもあるようです。

 

ケース1:イチゴアレルギーの女性

イギリスにお住まいの女性には、重度のストロベリーアレルギーがあります。
お休み中の旅行で飛行機を利用しました。

この女性は、いざという時に備えて、エピペンも2本持っていたとのことです。

旅行を楽しんだ女性が、帰りの便の航空会社さんに
『ベリー成分が含まれる食品を、他の乗客も含めて提供しない』
対応をお願いしました。

すると、ある客室乗務員の責任者の方から
「他の乗客にまで食品の提供を制限させるのは残念である。
 エピペンを持っているのであれば問題無いのでは?
 または、別の便を利用すれば良いのでは?(要約)」
といったことを言われたとのことです。

その言葉に大変ショックを受けた女性。

結果としては、機内でベリー成分を含む食品の提供はせず、
また機内アナウンスにて注意喚起をしてくださるなどの
対応を取ってくださいましたが、女性はとても悲しい気持ちで
旅行を終えることになってしまいました。

記事参照元:livedoor Newsはこちらから

 

ケース2:ゴマアレルギーの女性

イギリスにお住まいの女性には、重度のゴマアレルギーがあります。

お休み中の家族旅行で飛行機を利用した際、
チェックイン時に「ゴマアレルギーがあるので対応して欲しい」旨を
航空会社さんに伝えました。

機内食で提供された軽食には原材料情報などが書かれておらず
不安になったものの、
「チェックイン時にお願いしていたのだから大丈夫なはず」と思い、
その軽食を食べました。

しかし、その軽食にはゴマ成分が使用されており、
重度のゴマアレルギーを持つ女性は機内で強いアレルギー症状を発症。

エピペンを注射し、最悪の事態は免れましたが、
飛行機が着陸した後すぐに、病院へ搬送されました。

記事参照元:テックインサイトはこちらから

 

ケース3:ナッツアレルギーの男性

ナッツ類に重度のアレルギーを持つ13歳の男性が、
身内の結婚式に出席するためにご家族で飛行機を利用しました。

航空会社には、事前にナッツアレルギーへの対応を
お願いしてあった為、行きの飛行機では問題はありませんでした。

しかし、帰りの飛行機にてトラブルが起こりました。

帰りの飛行機は、行きの航空会社のグループ会社でした。
ご家族の方は、行きの航空会社さんを通じて
往復便のナッツアレルギーへの対応をお願いしていましたが、
航空会社同士の連絡が取れていませんでした。

帰り航空会社でも、
「機内サービスでナッツを含む食品の提供を止めて欲しい。
 他の乗客にもナッツアレルギーの乗客が同乗することをアナウンスしてほしい。」
とお願いをしましたが、帰りの航空会社では「対応できない」と言われました。

何度もお願いをしましたが、結局ご家族の方は搭乗をあきらめ、
別の便を利用しなくてはならなくなってしまいました。

アレルギーを持つ男性は、自分のせいで飛行機に乗れなくなってしまったと
大変ショックを受けてしまいました。

記事参照元:livedoor Newsはこちらから

 

 

今回ご紹介させていただいたケースは、
もしかしたら氷山の一角で、世界中ではもっと深刻なトラブルが
起きているかもしれません。

飛行機という特殊な環境上、離陸後に機内で重い体調不良などを起こすと、
エピペンを打つ以外の処置をすることができないことがほとんどです。

そういった点を踏まえ、航空会社さんも利用客も慎重になっています。

飛行機を利用することがわかっていれば、
事前に航空会社さんにアレルギーへの対応についての問合せをし、
どこまでの対応ができるのかを確認する必要があります。

ケース3のように、
会社間での連携不足から起こったトラブルなどはとても残念な事例ですが、
搭乗直前にお願いされても、航空会社さんも準備ができず「対応できない」と
言わざるを得ない状況もあるかもしれません。

旅行は、行きも帰りも最後まで楽しい想いのまま、
もちろんトラブルを起こすことなく終えることができるように、
事前準備をしっかりと行えるようにしましょう。