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written by 岡パパ
2011年3月11日に起こった東日本大震災から、今日で丸8年になります。
2011年以降も毎年のように、日本各地で大きな自然災害が起きています。
首都直下型地震の発生確率は、30年以内に70%以上とも言われています。
皆様がお住まいの地域で、今日地震が起きないとは決して言えないのです。
私達も、改めて防災に関する勉強をしたいと思い、
地域の子育て支援センターで開催された防災ワークショップに参加してきました。
開催会場は、0歳から2、3歳くらいのお子様連れのお母さんが
良くご利用される『とっとの芽』。
ワークショップにご参加されていた方々は赤ちゃんたちと一緒にお話を聞いていました。
◆便利で役立つマル秘アイテム!
小さいお子様を連れたまま、危険な場所から逃げる、
安全な場所へ移動するといった場合、
皆様はどんな風な状況をイメージしますでしょうか?
・手でお子様を抱えて、抱っこしながら移動しますか?
・片手でお子様を抱っこ、もう一方の片手で荷物を持ちますか?
・お子様が2人いた場合はどうでしょう?
・いつも抱っこヒモを携帯していますでしょうか?
・道路などが荒れていた場合、ベビーカーを使うことはできるでしょうか?
このように、災害時の色んな状況を考えてみると、
「日頃から持ち運びできるアイテムで、臨機応変に役立つモノ」があると安心ですね。
そんな、とっても役立つアイテムを教えていただきました。
それは『ふろしき』。
ふろしき1つで、2~3歳くらいまでのお子様なら抱っこヒモがなくても、
ふろしきを使って抱っこすることができます。
他にも、怪我をしたときの止血帯や固定帯としても活用できますし、
エコバックのようにちょっとしたものを持ち運ぶのにも便利です!
さらに、授乳ケープやオムツ換えシートなどなど、色んなものに使うことができます!
何よりも、日常的に持ち歩くバックなどに入れておくことができます!!
ワークショップでは、実際にふろしきを使って赤ちゃんを抱っこしてみるなど体験をされていました。
◆過去の震災から学んだ生きていく為の様々な知恵
上述したとおり、首都直下型地震の発生確率は30年以内に70%以上といわれています。
地震だけではなく、大雨や河川の増水などによって、
避難をしなければいけない、ライフラインがマヒするといったことは、どんな地域でも起こり得ます。
今までとは違う『非日常』を生きていかなければならなくなった時でも、
パニックにならず、健康を害さずに安全に過ごしていかなくてはなりません。
そんな状況で役にたつ様々な知識を教えてくださいました。
例えば、大きな自然災害が起きたときには、通常電話での連絡ができなくなる可能性が高いです。
そんな時に役立つ『災害用伝言ダイヤル』。
利用方法をご存知の方はいらっしゃいますか?
ワークショップでは、メッセージとして録音できる時間:30秒で実際にどんな情報を残すことができるか?
誰に伝える必要があるか?など、一緒になって考えました。
◆備蓄食料とローリングストック
ワークショップでは、防災備蓄食料の展示や試食も行われました。
実際に、自治体で配給される備蓄食糧を持ってきていただき、
「お子様が食べることができるか?」といったことを、みんなで考えました。
こちらが、横浜市で支給される予定の備蓄食料のパンと水です。
我が家の娘は小麦、卵に食物アレルギーがあるので、この備蓄食料を食べることはできません。
なので、私達の家では娘が食べることのできる備蓄食料を確保しておく必要があります。
また、年齢の小さなお子様は、突然いつもと違った食べ物が来ても、
食べてくれないことが多々あります。
やはり、食べ慣れたものの方が、お子様だけでなく、パパ、ママとしても安心ですね。
年齢の小さなお子様だけでなく、大人にとっても非常時に大いに役立つのが、
食品のローリングストックの備蓄方式。
1週間、1ヶ月単位など、中期的に食材を補充する→使う→買う→補充する
というサイクルにすることで、家に食材が無くなってしまう事を避けることができます。
実は、このローリングストックは、食材に限ったことではなく、
トイレットペーパーやごみ袋、ウェットティッシュといった日用品にも
活用することができます。
今回、防災ワークショップにご参加された方々の中には、
「やらなきゃ、やらなきゃって思ってたけど、なかなか行動に移れなくて・・・」
というように、正直にお話してくださった方もいらっしゃいました。
確かに、やった方がイイことは分かっているけど、
日々の生活に追われて、なかなかまとまって時間を取ることが出来ず、
ついつい後回しにしてしまいがちです。
だからこそ、『無理なくできる防災の準備』が大切になってくるのだと思います。
普段の持物に『ふろしき』を入れておくだけでもバッチリです。
ローリングストックすることのできそうな食材を購入して、
お食事を作ってご家族の皆さまで食べてみるのも立派な準備になります。
そうやって、日々の生活の中で、少しずつ取り入れることのできるものを
見つけていくことで、徐々に防災への準備が整っていきます。
今回の防災ワークショップに参加させていただき、
岡夫婦も改めて毎日の生活に『防災の準備』を取り入れられるようにしようと
思えるようになりました。
どうもありがとうございました!
防災ワークショップイベント運営
コドモトさんのHPはこちらから
一般社団法人地域防災支援協会さんのHPはこちらから
今回、会場となった子育て支援センター:とっとの芽のHPはこちらから