食物アレルギーの原因となる代表的な食材と言えば「卵・乳・小麦」ですね。
これらの食材を『３大アレルゲン』なんて呼ぶこともあります。
しかし、最近では木の実類に対して食物アレルギー症状を発症する方が増えてきたという調査結果が出ました。そして木の実類の中で『くるみ』により食物アレルギー症状を発症するケースが最多となりました。
（画像はイメージ）
消費者庁ではこの調査結果を受け、アレルギーを引き起こすおそれのある食品の表示の義務化に、新たに『くるみ』を追加する案が、国の消費者委員会で了承され、2025年の４月から表示が義務づけられることになりました。
記事参照元：NHK WEB『アレルギー食品表示の義務化「くるみ」を新たに追加へ』
2025年４月からは表示義務のある特定原材料が７品目から８品目になります。
食品表示法が改正されてから、しばらくは移行期間が設けられますが、今回の報告では「経過措置を経た後、2025年4月1日から、それ以降に製造されたり加工されたりしたものについて「くるみ」を表示することが義務づけられる」とありますので、この時期はもう確定のようです。
『くるみ』に食物アレルギーをお持ちの方にとっては、明日からでも表示義務に移してほしい！という想いでしょうが、加工食品などの原材料情報変更には時間がかかります。慌てて切り替えて、表示漏れやミスを起こしてしまっては、２次被害が増えてしまう事にもつながります。
引き続き、商品の原材料情報を読んで、アレルゲンが入っていないかどうがをしっかりと確認しましょう。
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