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『エピペンの保管と緊急時の対応について』不安な方はこちらから!

written by 岡パパ

地震津波台風大雨等による河川の氾濫、冬の季節であれば大雪などなど、
いつ、どこで起こるかわからない自然災害。

もしかしたら、今日にも大きな地震が起きるかもしれません。

マグニチュード7以上の首都直下型の大きな地震が起きた場合には、
首都圏で19万5400戸の家屋が全壊するほか、
斜面を支えるコンクリートや石壁が崩れるなど、
宅地での被害が約36万箇所で起きる可能性があると言われています。
(国土交通省の推計による)

今お住まいの家が倒壊した、もしくは倒壊する恐れがある場合は、
避難所へ避難しなくてはいけません。

食物アレルギーをお持ちの方は、避難所でのお食事には注意をする必要があります。

ご自身で食べ物の材料(アレルゲン)を確認し、食べることができるかどうかを
判断することができれば良いのですが、
年齢の小さなお子さまにはまだ難しいでしょう。

また、炊き出しなどで作られたお食事に、何の食材が使われているかを
一つ一つ確認することも難しいかもしれません。

かと言って、アレルゲンを誤食してしまい、アレルギー症状を起こしてしまっては大変です。
場合によっては命の危険に繋がります。

 

そんな状況を少しでも改善できるようにと、あるモノを創り出した方々がいらっしゃいます。

岩手県久慈市の食物アレルギー児親の会「アレルギーケアくじ」さんでは、
避難所生活が長引くような災害時に、
乳幼児や児童の食物アレルギーを知らせるサインゼッケンを作成しました。

(画像は記事参照元より)

A4サイズくらいの大きさのこちらのゼッケンには、
「食物アレルギーがある為に食べることのできないものがある」ことを
表示できるようになっています。

災害時には、食物アレルギーをお持ちのお子さまは、
避難所の受付名簿にアレルゲンとなる品目を記入することで、
後に避難所に到着した保健師さんや栄養士さんが確認し、
対象となる方にゼッケンをお配りします。

対象となるのは、0歳~小学2年生くらいまで。

今までも、サインプレートやバッヂなど、食物アレルギーがある旨を示すものはありました。
でも、これだけ大きくて誰からでもわかりやすいものは、岡パパは初めて出会ったと思います。

ぜひ、こういった良いアイディアを、多くの地方自治体などで積極的に取り入れていただき、
どの避難所でも食物アレルギーの誤食を防ぐことができるような環境に備えていただければと思います。

記事参照元:岩手日報の記事はこちらから