2011年3月11日に起こった東日本大震災から、昨日で13年が経ちました。
(写真は被災後の石巻の様子)
この時期には、幼保育園・学校・お勤め先などで避難訓練をされた方も多いかと思います。
東日本大震災だけでなく、熊本地震や広島周辺で起きた集中豪雨による土砂災害、そして24年1月1日に起きた能登半島地震などなど。
日本では、どこに住んでいても自然災害の被害に合う可能性があります。
ぜひ、この時期にはご家族皆さんで「こんな時にはどうする?」といったことを話しあっていただき、避難所や連絡手段の確認などをされてみてください。
さて、地震や土砂災害など被災地域が広い場合には、物流がストップするだけでなく、電気、ガス、水道といったライフラインも復旧まで時間がかかることがあります。
皆様のご家庭にて備蓄されている防災用品は、『生活全般に対応が出来る』ようになっていますでしょうか?
(画像はイメージ)
◆お食事◆
(画像はイメージ)
食事は命をつなぐ上でとても重要です。特に食物アレルギーをお持ちの方は、アレルゲンを含む食材・食品を食べることが出来ません。避難所などで支給された備蓄食品にアレルゲンが含まれていると食べることが出来ませんので、まずはご家族の方が食べることができる1週間分以上の食料の備蓄をするようにしましょう。
「そ~いえば、備蓄した食品、何年も前に買ってから見て無いなぁ」と言う方は要注意!
賞味期限や消費期限が切れているかもしれません。また、食物アレルギーをお持ちの方が『今』、その食品を食べることができるのかどうかも確認が必要です。
(例えば、購入当時は乳幼児だった食物アレルギーをお持ちのお子様用に購入した食品は、今の年齢に合った食品でしょうか?アレルゲンの品目は変わっていませんか?食べてもアレルギー反応が出ないでしょうか?)
長期保存できる備蓄食品が多く開発されていますが、上記のように長年確認されずに放置されるリスクもあります。
食品や水に関しては、ローリングストック法などを活用して、普段から食べ慣れている食品を備蓄→消費→購入→備蓄・・・というサイクルで運用できると良いかと思います。
◆衛生用品◆
(画像はイメージ)
アトピー性皮膚炎をお持ちの方は、肌の状態をできるだけ清潔に保つ必要があります。しかし、被災地でお風呂やシャワーなどに入るのは難しいかもしれません。
アトピー肌の方にとっても優しいウェットティッシュなどの備蓄もしておくと良いでしょう。
また、ぜん息をお持ちの方は、ホコリや粉塵などが舞う環境では症状が悪化する可能性がありますし、ぜん息症状を発症した際の吸入薬も必要です。
併せて、マスクなども一緒に備えておくようにすると良いかと思います。
さらに、『携帯トイレ』や『除菌アルコール』、『清潔な毛布』、『応急手当ができる医療セット』や、『アレルギー症状を抑える薬』など、各ご家庭で必要となるものは変わってくるでしょう。
(画像はイメージ)
他にも、懐中電灯などの照明器具や電池、スマホや携帯電話を充電できるものなどなど、見直してみると必要なものも出てくるでしょう。
できれば半年に1回は、各ご家庭で備蓄用品の内容確認をしていただき、不足があれば買い足して、賞味期限や消費期限が近いものがあれば実際に食べてみる・使ってみるといったことをしてみましょう。
実際に食べたり、使ったりすることで、いざという時にも慌てずに対処することが出来るようになります。
「あの時、見直しておけば良かった・・・」
と後悔しないで済むように、今できることをやっておけるようにしておきましょう。
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