卵(鶏卵)は世界中で食べられる栄養価の高い食材で、様々なお料理に使われています。
他の食材と一線を画すのは、1つの食材なのに多彩な性質があることですね。
油と水を混ぜる乳化性や、熱を加えることで固まる熱凝固性、かき混ぜることで泡立つ起泡性などがあります。
これらの性質を上手に使い、世界中で色んなお料理に活用されています。
ただ、世界中で課題となっている食物アレルギーを引き起こすアレルゲンとして代表的な食材の1つも卵なのです。
今までも、卵料理を『卵を使わずに』作ろうと、色んな料理家さんが挑戦したり、様々な企業さんが商品開発をされましたが、なかなか容易ではありませんでした。
そんな中、フランスのある企業が完全植物性の原材料からできた代替卵商品の開発に成功!
これは是非試してみたい!!
<目次 Contents>
YUMGO(ユンゴ) 植物性代替卵
(画像はYUMGOのHPより)
スタートアップ企業YUMGO
(画像はYUMGOのHPより)
YUMGOは、フランスで2019年に立ち上げられたスタートアップ企業です。
今まで別の食品に置き換えることが難しかった卵に着目し、研究開発を重ねたことで、植物性の原材料で代替卵の製造・販売を実現しました。
充実した商品ラインナップ
現在、フランスでは3種の商品ラインナップがあるそうです。
●ユンゴ・ブラン 植物性卵白代替品
(画像はYUMGOのHPより)
原材料情報:
水、ポテトタンパク、アカシア繊維、亜麻繊維、安定剤:キサンタンガム、食塩
アレルゲン情報(28品目中):無
●ユンゴ・ジョーヌ 植物性卵黄代替品
(画像はYUMGOのHPより)
原材料情報:
水、なたね油、えんどう豆たん白、えんどうでんぷん、ゲル化剤:寒天、濃縮物(ニンジン)
アレルゲン情報(28品目中):無
●ユンゴ・アンチェ 植物性全卵代替卵
(画像はYUMGOのHPより)
原材料情報:
ポテトタンパク、加水分解エンドウ豆タンパク、米粉、ベータカロチン、水
アレルゲン情報(28品目中):無
なんと!料理に使いやすいように卵白、卵黄、全卵と3種の商品を用意してくれています!
これらは全て液状となっており、必要な分量を出してお料理に使うことが出来ます。
原材料としては、ジャガイモやエンドウ豆などを主原料にしているようです。
YUMGOのHPにて使い方の動画が掲載中!
こちらの商品を実際に使ったお料理作りを動画で紹介しています。
●ユンゴ・ブラン 植物性卵白代替品
●ユンゴ・ジョーヌ 植物性卵黄代替品
これらの動画を見ている限り、通常の卵と同じような出来上がりになっています!
実は、岡夫婦に色んなアドバイスをしてくださる製菓学校の先生が、こちらの商品を実際にお使いになられたとお話してくださいました。
使ってみた感想は「普通に卵を使ってるのと変わんない!」とのこと!
プロの目から見ても『卵と変わらない』というスゴイ商品!!
こんな商品が手に入ったら、色々と試してみたいお料理がたくさんありますね!!
日本での販売はいつ??
既にフランスでは販売されているこちらの商品。
皆さんも欲しいですよね?
実は、21年3月に、こちらのYUMGOを使ったビーガンパンが新宿伊勢丹限定で販売されたとのことです。しかし、YUMGO単体での販売はされていないようです。
岡パパが探した限りでは、現在は一般的な方法で日本にて購入することはできそうにありませんが、輸入販売商社さんがこちらの商品を日本に卸して売ることができるように動いているようです。
具体的な時期や販売方法は未定ですが、普通に考えると最初は飲食店やホテルなどの業者向けに販売をして、一部一般人も購入できるようになる・・・かな?
販売時期や購入方法などがわかりましたら、改めてお伝えします。
YUMGOのHPはこちらから
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