前回の記事でお伝えした通り、娘の食物アレルギーに関する治療を診ていただく病院を、昨年末に変えました。


(画像はイメージ)

リンク:娘の食物アレルギー治療~卵・小麦編~

 

新しい病院では、今まで難しかった娘のアレルゲン『大豆』に関する治療を診ていただけるとのことで、今まで通っていた病院の担当医さんに紹介状を書いていただき、病院にて治療方針などを聞いてきました。


(画像はイメージ)

※以下の治療方法などは、娘を検査していただいたうえで決めたものであり、全ての方に当てはまるものではありません。
また、本記事は私たちの体験談を紹介しているものであり、治療方法を広めたり推奨するものではありません。
食物アレルギー治療に関しては、主治医のお医者さんと良く相談したうえで、行うようにしてください。

 

私たちの娘の『大豆製品』へのアレルギー症状は、花粉症が起因のようであり、他のアレルゲン(例:卵、小麦等)のように少しずつ食べて慣らしていくという治療では、あまり効果が望めないとのことでした。

では、どんな治療をしていくのか?

まずは、1か月間入院して集中治療を行います。当然、その間の学校などはお休みです。


(画像はイメージ)

 

集中治療では、入院初日から注射を複数本(大人が聞いても「えっ!?」と腰が引けてしまいそうな数量)打っていきます


(画像はイメージ)

1か月間の集中治療が終わってからは、毎月1回通院し、同じように注射などを打って治療をしていきます。(ここからは本数は少なくなる予定)

この毎月通院治療を、集中治療が終わってから5年間にわたって継続していきます

 

担当のお医者さんからは
「この治療については、本人が(そして当事者家族が)継続できるかどうかが一番のネックになります。いくら効果が見込める治療であっても、定めた期間中継続できなければ効果は期待できないでしょう。」
と言われました。

確かに1か月間の集中治療も大変ではありますが、毎月必ず通院治療していくというのも大変です。

この為、こちらの病院でのこの治療法を受ける方については、基本的に病院から近い方(公共交通機関などで無理なく通える距離)にのみお伝えしているようです。

聞いたところでは、『大豆』に関する同様の治療ができる病院は数が限られており、遠方から治療を希望される方もいらっしゃるそうです。

しかし、治療を『継続していく』というのは相当大変らしく、やはり遠方の方ほど治療を途中でストップしてしまうことが多かったようです。

 

私たちは、たまたま病院からも無理せずに通うことができる程度の距離でした。あとは、私たち保護者と、そして治療を受ける本人が、どれだけこの治療に向き合っていけるかになります。

 

『大豆製品』に食物アレルギー症状を発症してからというもの、日常での食生活も大きく変わった娘。

それまでは大好きだった「豆腐」も「おいなりさん」も「納豆」も、大豆製品は食べることができなくなりました

それどころか、「低アレルゲンな商品」「低アレルゲンなお食事」として販売、提供されているものの中にも大豆製品が使われていることが多々あり、食事の選択肢がとても狭くなりました

さらに、それまでは学校給食でも「卵と小麦であればメニューによって除去・代替が可能」ということで、アレルギー対応給食を食べることができていたものが、「大豆製品を除去することは大変厳しい」ということから、アレルギー対応給食が食べることができなくなり、完全お弁当となりました

娘にとって、物心つく前から食べることができなかった「卵・小麦」といった食材とは違い、『大豆製品』については、それまで食べることができていただけに、これらの変化はとても悔しかったかと思います

お医者さんから治療法を聞いて、すぐその場で受けるかどうかを決めるのではなく、「ご家族でよく話し合ってみてください」と、次回の診察までお時間をもらいました。

 

家に帰ってから家族で話をしました。

娘は、病院のお医者さんから治療方法を聞いても「私、治療受けたい!」と力強く答えました。


(画像はイメージ)

私たち夫婦は、大人でも腰が引けてしまいそうな治療に対しても、目をそらさずに向き合い自分で決断をした娘に驚きつつも、力強く答えた娘を「スゴいなぁ」と思いました。

娘の決断を無駄なものにしないためにも、私たち夫婦もこの治療を受けるにあたり、娘を全力でサポートしていこうと決め、次回の診察の時に治療を受けることを伝えることにしました。


(画像はイメージ)

 

もちろん、入院する時期などについては病院の都合や私たちの希望(特に娘の希望)などもあるので、「伝えたらすぐに入院!」とはなりません。

希望としては、今年の半ばころから入院がスタートできればイイかなと考えています。

まだ始まってもいない『大豆』のアレルギーに対する治療ですが、まずは家族みんなで心を向きを定め、協力して取り組んでいこうと決めることができました。

治療が始まると、色々と大変なことも出てくるかと思いますが、助け合って継続できるようにしていき、娘の大豆アレルギーが良くなるようにしていきたいと思っております。

※今回の治療方法などは、娘を検査していただいたうえで決めたものであり、全ての方に当てはまるものではありません。
また、本記事は私たちの体験談を紹介しているものであり、治療方法を広めたり推奨するものではありません。
食物アレルギー治療に関しては、主治医のお医者さんと良く相談したうえで、行うようにしてください。

>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>>
アレルギー対応レシピが盛り沢山の岡夫婦Youtubeチャンネルチャンネル登録お願いします!

リンク:岡夫婦Youtubeチャンネル

リンク:『入園・入学・進級前に使う食物アレルギーヒアリングシート』無料ダウンロード

リンク:岡夫婦のInstagram

リンク:岡夫婦のX(Twitter)

リンク:岡夫婦のFacebookページ